16日、中国のポータルサイト・網易に、日本の料理店について紹介した記事が掲載された。資料写真。

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2016年6月16日、中国のポータルサイト・網易に、日本の料理店について紹介した記事が掲載された。

記事が驚きをもって紹介する日本の料理店の特徴は、「厨房が客の目の前にある」こと。小さな料理店のいわゆるカウンター式の厨房を指しているようだ。確かに中国にはあまりない店の形かもしれない。最近では「深夜食堂」が中国で人気になっていることもあるが、日本のドラマなどでもよく登場するし、中国人観光客に人気のラーメン店や居酒屋でもそうした作りになっている店が多い。

記事はこうした形をしている理由について、「空間の節約」が関係していると分析している。土地の狭い日本でできるだけ多くのお客さんを入れようと思えば、どうしてもこのような作りになってしまう。一方でメリットもある。それは、できたての料理をすぐに客に提供できること、そして客の率直な反応を見ることができることだ。また、「何か問題が起きてもその場ですぐに解決できるため、客の満足度も高くなる」という利点もあるという。

記事は、「こうした居酒屋や料理店は、一般的にとてもにぎやかで活気に満ちあふれているが、どこか温かくてリラックスできる雰囲気がある」としている。その理由もやはりカウンター式の厨房にあるといい、「みんなが同じ空間を共有するので、信頼感のようなものが生まれるからかもしれない」とみている。

また、もう1つの特徴として、「すべてが客の目に触れる位置に置かれていること」を挙げている。食材の新鮮さや調理器具などの衛生面、さらには食器を洗う様子まで目の届くところにある。そのため、店側は一切妥協できず、客側はそれを見て安心できるということがポイントのようだ。「少なくとも中国の多くの店にはこういう覚悟がない」と記事が論じているように、食品の安全に疑念を抱くことが多い中国人にとって、すべてがオープンなカウンター式の厨房は目を引くものがあるのだろう。(翻訳・編集/北田)