こんにちは、保健師のわたげとです。汗が気になる季節になってきました。筆者は人と話して焦ったり緊張したりすると、ドバっといやな汗をかくタイプ。夏はその性質が顕著にあらわれますね。顔や脇、背中・ウエストなど夏の汗かきゾーンは幅広いもの。人と接することの多いサービス業の方はとくに気になりますよね。そんな不安が少しでも軽くなり、夏を快適にすごせるように、解決策をあげてみました。

【汗っかきサンの不安1】汗のニオイが気になる!!

汗と切っても切れない関係にあるのが、ニオイの問題。多くの方が、「汗=ニオイい」と思っていますよね。スプレー・シート・パット・ミスト・デオドラント・ファンデーションまで……市場にはたニオイんの防臭グッズが出まわっています。しかし、じつは汗はニオイくない! のです!
分泌された直後の汗は、ほぼ無臭です。汗をかいたあと、皮膚の表面にある雑菌が増殖したり、汗そのものが分解されたりすることによって、1時間程度でニオイくなってしまうのです。

【解決策1】ニオう前に拭きとる、洗う!

汗が体の表面に長時間放置されないように、汗をかいたらすみやかにとり除くことが最善策。乾いてしまったあとにシートなどで拭きとるよりは、かなり効果があります。汗を放置することは肌への刺激になるので、あせもや肌荒れにつながることもあります。出勤で汗をかいたあと、外出後、体を動かしたあと、緊張したあと――など、汗をかいたあとの隙間時間を逃さず拭きとりましょう。
化粧室や休憩室で、脇・背中・ウエストまわりなど、人前では拭けない部分もしっかり拭くこと。タオル地のハンカチをいくつか持っておくと便利です。また、びっしょり汗をかいてしまった場合はひとつハンカチを濡らしてぽんぽん水拭きするとより効果的です。少し手間はかかりますが、習慣になれば気軽にできますし、気分も体もすっきりしますよ。

【汗っかきサンの不安2】汗っかきな暑苦しい女って思われてない?

どうも汗かきな女性というものは、ニオイへの心配もあり自己評価が少しさがってしまうようです。「ごめんね汗臭くて!」「おっさんみたいだよね……どうしたらいいんだろ」というような声をよく聞きます。
しかし、そんなことで悩むことないのです。誰だって汗はかきますし、体臭もあります。むしろ、自分の汗ニオイさを心配しているその表情や態度が、暑苦しく思われているかもしれません。皆さん、できる限りの対策はしているはず。女性の汗のニオイは、中年男性のそれとはニオイの質が違うので、自分が思っているほどの心配はいりません。

【解決策2】汗をかいてもさわやかな笑顔でカバー

テレビの女優さんやアナウンサーの方々、スポーツ選手は汗をかいた場面でも、すっきりさわやかな笑顔ですよね。以前、職場で真夏の草抜きがあったのですが、汗をびっしょりかいた筆者を見て「汗かいとるのにさわやかやなー!」と言った同僚がいました。おそらく筆者自身が、苦しい草抜きをやりきった達成感でいっぱいだったからでしょう。
もしこれがオフィスだったら感じていたかもしれない「汗をいっぱいかいたから、汗クサいかも。申し訳ないな〜」などといった気持ちがみじんもなかったので、さわやかに汗をかいている印象になったのだと思います。

誰にでもできるコツは「気持ちよく汗をかく」こと。通勤をしても、掃除をしても、買い物に行ってきても、「暑くて気持ち悪い! 疲れた!」と不満いっぱいの顔をするのではなく「暑かった! ここは涼しいな〜顔を洗ってこよう、スッキリするぞ!」というプラス思考でいきましょう。気持ちひとつで表情や姿勢は変わります。
ぜひ明日からは「気持ちよく汗をかいている自分、ステキ!」と、不安を吹きとばしてみませんか?