16日、韓国メディアによると、韓国の釜山地下鉄が出退勤時間に「女性専用車両」を試験運用することを決め、物議を醸している。写真は釜山の地下鉄。

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2016年6月16日、韓国・KNNによると、韓国の釜山地下鉄が出退勤時間に「女性専用車両」を試験運用することを決め、物議を醸している。

釜山交通公社は同日、「妊娠中や乳幼児連れの女性に配慮し、女性を狙った犯罪を予防する目的で、22日から通勤時間帯の午前7〜9時と午後6〜8時に一部列車の1車両を女性専用にする」と発表した。3カ月の試験運用後に世論調査を行い、運用を拡大するか廃止するかを決めるという。

韓国で女性専用車両が運用されるのは初めてのこと。ソウルや大邱などでも導入計画が推進されていたが、「逆差別だ」という指摘が多く、保留となっている。

日本では2000年から東京や大阪などの都市鉄道で運用されている。インドやエジプトなどでは、男性が女性専用車両に乗った場合には罰金が科せられる。一方、インドネシアでは2012年に施行されたが、利用率が低いため廃止となった。ドイツや英国などでも「逆差別」問題が拡大し、導入計画は白紙に戻った。

これについて、韓国のネットユーからは「女性専用車両」の導入に反対する声が多く寄せられた。

「男性専用車両も作るべき」
「いっそのこと、半分から前の車両は男専用、後ろは女専用というふうに分けてしまえばいい」

「セクハラ行為をすると疑われているようで気分が悪い」
「女性専用車両を利用しない女性に対する犯罪を助長することにならないか?」

「女性専用駐車場、女性専用図書館、女性専用喫煙所、女性専用車両…。こんなにも女性を優遇する国は世界で韓国だけ」
「もちろん、女性専用車両を利用する女性は追加料金を支払うんだよね?」

「女の私でも女性専用車両は必要ないと思う」
「一般車両にも妊婦優先席があるのに、混雑する時間に1車両全てが女性専用になるの?女性の地下鉄利用料金を引き上げるべき」(翻訳・編集/堂本)