近ごろで話題のVR(バーチャルリアリティー、仮想現実)。ゲームをはじめとするさまざまな分野への応用に向けた試みが日本国内外で進んでいるが、中国のネット世論は「日本は硬軟いずれの方向にもブッ飛んだ発展ぶりを見せている」という感想を抱いているかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

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 近ごろで話題のVR(バーチャルリアリティー、仮想現実)。ゲームをはじめとするさまざまな分野への応用に向けた試みが日本国内外で進んでいるが、中国のネット世論は「日本は硬軟いずれの方向にもブッ飛んだ発展ぶりを見せている」という感想を抱いているかもしれない。

 中国メディア・中国家電網は16日、日本で初めてのアダルト向けVRイベントが12日に東京・秋葉原で開催されたものの、予想を超える来場希望者が殺到したため会場15分でイベントが中止になったと報じた。記事は、イベントではVR技術を利用することでさらにリアルさを増すというアダルト動画鑑賞体験や、VRアダルトゲームなどが展示、紹介される予定であったと紹介。3000円という入場料を設けたにも関わらず収拾がつかなくなり、15分で中止されたと伝えている。

 また、主催者が8月に大きな会場で再度イベントの開催を検討していると紹介したうえで「VRを普及させる手段としてはクレバーではあるが、爆発的人気の理由がVR自体にあるのか、日本のアダルト文化にあるのかは分からない」と評した。

 その一方で、中国工業網は16日、VRシステムを利用して賃貸物件の内覧を行うことができるサービスの提供準備を日本のソフトウェア開発企業が進めていることを報じている。記事は、あらかじめ不動産会社が撮影してアップロードした物件のデータをVR処理し、客がスマートフォンやヘッドセットを使って画像データなどを閲覧できるしくみで、客はVRの画面を見ながら担当者の説明を聞いたり、商談を進めたりすることができると紹介した。

 かたや大人の娯楽、かたや実用的な商業用途と、VRの利用目的が全くかけ離れているように思える2つの日本国内での動き。それは裏を返せば、自由な発想のもとで実に広い分野への応用が模索されている現状を示すものと言えるのではないだろうか。これら2つの情報を知ってそのギャップに驚くとともに、「やっぱり日本人の脳みそは変態チックだな」と思う中国の人も少なくなさそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)