16日、チベット巡礼ロード・ムービー「ラサへの歩き方〜祈りの2400km」の公開を記念して、チベット映画の秀作2本を上映する「チベット映画傑作選」が7月に東京で開催される。写真1枚目は「静かなるマニ石」、2枚目は「陽に灼けた道」の1シーン。

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2016年6月16日、チベット巡礼ロード・ムービー「ラサへの歩き方〜祈りの2400km」の公開を記念して、めったに見ることのできないチベット映画の秀作2本を上映する「チベット映画傑作選」が7月に東京で開催される。

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チベット映画というと、昨年の東京フィルメックスでグランプリと学生審査員賞をダブル受賞したペマ・ツェテン監督の「タルロ」、同じく昨年の東京国際映画祭で上映されたソンタルジャ監督「河」が映画ファンの話題を呼び、そのレベルの高さに次に来るアジア映画はチベットか、と注目されている。

今回の上映作は、現代チベット映画を代表する、その2人の監督の長編第1作だ。いずれも日本劇場未公開の貴重な作品。そしてどちらも「ラサへの歩き方」につながる「巡礼」が重要なモチーフとなっている。五体投地という礼拝法で2400kmもの距離を聖地巡礼する「ラサへの歩き方」はまさに驚きの巡礼ロード・ムービーだが、今回の2作品から「祈る」とは何なのかというテーマを探るのも今の時代には興味深い。

同イベントはアンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュで7月7日、14日の2日間開催される。7日はペマ・ツェテン監督の「静かなるマニ石」、14日はソンタルジャ監督の「陽に灼けた道」が上映される。両日とも上映後にはチベット映画に詳しい東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の星泉氏が解説する予定。(編集/内山)