ママ友のDV被害に気づいたら…どう行動すべき?

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内閣府男女共同参画局が、3年に一度発表している「男女間における暴力に関する調査」というものがあります。最新のデータ(平成26年度)によると、女性のおよそ4人に1人がDV被害に遭っているという結果に。また、そのうち10人に1人が、継続的に暴力を受けているのだとか。もしかしたら、普段仲良くしているママ友が被害に遭っているかもしれません。

●ママ友は大丈夫? DVの種類はたくさんある

「DV」といえば、殴る・蹴るの暴力を連想する人が多いのではないでしょうか。実は、DVには様々な種類があるのです。

□身体的暴力

・殴る

・蹴る

・首を絞める

・物を投げつける

・殴るフリをする

・刃物で脅す

□精神的暴力

・言葉や身振りで威嚇

・大切にしている物を壊す、捨てる

・行動の制限

・威圧的な暴言

・女性蔑視

□経済的暴力

・生活費を渡さない

・自ら収入を得ることを妨害

・社会進出の妨害、干渉

□性的暴力

・望まない時間、場所で性行為を強要

・望まない方法での性行為を強要

・妊娠の強要

・中絶の強要

とくに性的暴力は、他人に話しづらいので表面化しませんが、実際には多くの女性が被害に遭っている可能性が高いと言われています。また、専業ママ友の場合、経済的暴力や精神的暴力の被害が多いのだそう。男性に男尊女卑的な考え方が残っていると、「食わせてやっている」「女は男の言うことを聞いておけばいい」という気持ちがあるので、支配しようとして、DVに発展してしまうのです。

●ママ友がDV被害に遭っていたら?

先ほども述べた通り、DVは日常的に起きています。被害者が自分から「DV被害に遭っている」と言うことはあまりありません。もしもママ友のDV被害に気付いたら…? 助けてあげたいとは思うものの、「家庭の問題だし…」と、どうしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。しかし、ママ友のあなただからこそ、できることもあるのです。

不自然なアザや傷が目立つ場合は、DVが日常的になっている可能性大。被害は子どもにまで及んでいるかもしれません。勇気を出して、「どうしたの?」「大丈夫?」と声をかけてあげてください。「私には気にかけてくれるママ友がいるんだ」と、話してくれるかもしれません。

●ママ友の話に共感してあげる

DVの加害者を、見た目で判断してはいけません。普段、自分に接するときには“にこやか”で“優しい”パパであったとしても、「あの優しい旦那さんが?」「そんな風に見えない!」などの発言は控えたほうがいいでしょう。ママ友が話すことには、あまり口出しせず、黙って聞いてあげることが一番です。

下手にアドバイスしたり、否定したりすると、ママ友がせっかく正直に話してくれるようになったのに、「やっぱり信じてもらえない…」と再び殻に閉じこもってしまうきっかけになりかねないのでご注意を。

「ママ友を助けたい!」という気持ちが強いときでも、あまり詳しく聞くのはオススメしません。自分から話してくれるときに、寄り添ってあげる。それが、“ママ友”としての優しさなのではないでしょうか。

(文・明日陽樹/考務店)