16日、澎湃新聞によると、中国雲南省西双版納タイ族自治州で14日、野生の象に踏まれた男性が命を落とすという事故が起きた。資料写真。

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2016年6月16日、澎湃新聞によると、中国雲南省西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州で14日、野生の象に踏まれた男性が命を落とすという事故が起きた。

男性は中国に前日入国したばかりのミャンマー人で、スイカ畑にいたところを象に襲われた。この村では今年に入り、すでに2人が象による襲撃で命を落としており、被害者の数はミャンマー人の男性で3人目となる。また、同省の他の市でも6日、山の中でキノコ採りをしていた夫婦が象に襲われる事故があり、夫は死亡、妻は顔にけがを負った。

野生のアジア象は中国の国家1級保護動物に指定されており、現在は西双版納などに300頭前後が生息しているだけだ。現地では電気柵や象の侵入を防ぐための溝を設けるなどの措置を取っているが、象に壊されるケースも少なくない。北京師範大学のある教授はこの原因として生存環境の厳しさを挙げ、「過去40年間でアジア象が暮らす天然の林は約半分に減り、生息場所も散り散りとなった。一方、人は生活の場を800平方キロメートル以上広げている」と説明した。(翻訳・編集/野谷)