16日、ドイツのメルケル首相の訪中をめぐり、ドイツの各メディアは、中国に対し法の支配を訴え、人権問題に懸念を示した首相の姿勢を高く評価した一方で、中国のさらなる強大化と独中関係の微妙な変化について関心を寄せている。資料写真。

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2016年6月16日、ドイツのメルケル首相の訪中をめぐり、ドイツの各メディアは、中国に対し法の支配を訴え、人権問題に懸念を示した首相の姿勢を高く評価した一方で、中国のさらなる強大化と独中関係の微妙な変化について関心を寄せている。仏RFI(中国語電子版)が伝えた。

マネージャー・マガジン誌は「ドイツ国内では中国に対する従順的な姿勢を終わりにすべきだとの声が日増しに高まっている」と指摘。チベットの人権状況把握で訪中予定だったドイツ政治家に中国当局がビザを発給しなかったことや、中国が同国に進出した海外企業に対し技術開示を要求していることなどを挙げ、「強大化し傲慢へと変わった中国の言いなりになることはできない」と主張した。

ニュース雑誌フォークスも、13日に北京市内で開かれたメルケル首相と中国の李克強(リー・カーチアン)首相の共同記者会見で、中国の南シナ海進出をめぐるメルケル首相への質問に李首相が先を争って答えると、今度はメルケル首相が李首相への質問に口を挟むなどした場面が見られたことを伝えた上で「独中の蜜月外交にひびが入りかけている」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)