2016年1月から5月までの5か月間で、前年同月比2.6倍というセールスを記録しているという絶好調のジャガー。

牽引役はXEやフルモデルチェンジを受けたXFなどでしょうが、6月13日にジャガー初のSUV「F-PACE」が発表されました。

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プレス発表は荒天のため翌14日に延期され、晴天下で開催されました。発表会が延期になったのは、特設の円形バンクをグルグルと回るパフォーマンスを披露するためもあったのでしょう。雨で濡れた中、強風では確かに危険だったかもしれません。

また、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン社長が海外出張のため不在になってしまい、前日、暴風雨の中で撮影されたビデオでの出演となりました。当日は、マーケティング・広報部ディレクターの若林敬市氏がプレゼンを行いました。

すでに受注が開始されていたローンチ記念限定車の「F-PACE FIRST Edition」は、インポーターとしては売り切れ状態。正規販売店に在庫があれば買えるかも、という状況のようですから気になっていた方は急いだ方が良さそうです。

ジャガーF-PACEの開発途中にポルシェ・カイエンが発売され、ジャガー・ランドローバーの開発陣は一層開発に熱が入ったそうですが、「ジャガー」ブランドで出すだけに単なるSUVではなく、「パフォーマンスSUV」を謳っています。

見どころは、ボディのじつに80%にアルミニウムを使った軽量モノコックボディ。

エンジンも180ps/430Nmを誇る2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボをはじめ、3.0Lガソリンスーパーチャージャーは340ps版と380ps版(最大トルクはともに450Nm)の3つを設定するなど、抜かりのない布陣。トランスミッションは全車8ATとなっています。

ライバルと意識しているポルシェ・マカンはSUV離れした切れ味鋭いハンドリングが魅力ですが、マカンは1830kg〜1980kgという車両重量で、F-PACEは1920kg〜1980kgという重量。

F-PACEには、先述したように430Nmという最大トルクを誇るディーゼルがありますから価格も含めてマカンにするかF-PACEにするか悩む方もいるかもしれません。

なお、価格は2.0Lディーゼルターボ搭載車が639万〜728万円、3.0L V6スーパーチャージャー搭載車が849万〜981万円で、限定モデルの「F-PACE FIRST Edition」は1108万9000円です。

(文/写真 塚田勝弘)

ポルシェ・マカンをターゲットに据えたジャガー初のSUV「F-PACE」が登場(http://clicccar.com/2016/06/17/378750/)