日本旅行を楽しみたいと願う中国人は大勢いるが、中国メディアの今日頭条は12日付の記事で、旅行会社とガイド、そして免税店が結託して中国人旅行客から大金をまきあげる悪徳ビジネスについて説明、日本で「中国人が中国人を騙している」と怒りの声をあげた。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本旅行を楽しみたいと願う中国人は大勢いるが、中国メディアの今日頭条は12日付の記事で、旅行会社とガイド、そして免税店が結託して中国人旅行客から大金をまきあげる悪徳ビジネスについて説明、日本で「中国人が中国人を騙している」と怒りの声をあげた。

 記事はある中国人夫妻から直接聞いたという日本旅行での経験を紹介。記事によればこの夫婦は円安を理由に日本旅行を計画、小さな子どものために日本製の紙オムツを買うつもりでいたが、団体旅行のツアー会社に連れて行かれた免税店の紙オムツは事前に調べていた価格の数倍で販売されていた。しかし、この中国人夫婦は日本を旅行で訪れるのも容易ではないことを考え、「せっかくだから」とある程度の量を買わざるを得なかったと説明した。

 記事はこの悪徳ビジネスについて、日本国内の報道を紹介し、免税店は中国人旅行客を連れて来てくれた旅行会社とガイドに売上の50%を分配するという仕組みを紹介。最後に「日本にはもう二度と行きたくない」という感想を持つ心にひどい傷を負った中国人旅行客は無数にいると説明。「彼らは自分たちを嵌めたのは日本人ではなく、同胞の中国人であることを知らないかもしれない」と指摘した。

 記事は「中国人が中国人を騙している」と怒りの声を発しているが、中国人旅行客もまさか中国人が同胞に対してこうしたひどい仕打ちをするとは思いもよらないのだろう。こうした悪徳ビジネスの被害が後を絶たないのは、非常に残念なことだが同胞の中国人に対する信頼が仇になっているという要素もあるようだ。

 もちろん中国社会にも日本社会と同様、他人を騙してお金を儲けようとする人はたくさんいる。そのため見知らぬ人に騙されることへの警戒感は当然存在する。しかしツアー会社に対してはこうした警戒感が薄れるという傾向があるようだが、日本としても悪徳ツアー会社の監督や処罰を行う必要があるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)