15日、B2B世界最大手・アリババグループのジャック・マー会長が「模造品の多くは正規品よりも優れている」と語ったことについて、批判の声が上がっている。写真は中国のコピー商品取り締まり現場。

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2016年6月15日、中国紙・参考消息(電子版)によると、B2B世界最大手・アリババグループ(阿里巴巴集団)のジャック・マー(馬雲)会長が、「模造品の多くは正規品よりも優れている」と語った。

偽造品対策団体の国際模倣対策連合(IACC)は5月13日、アリババの会員資格を一時停止とした。アリババの模造品への対応は不十分だとして、不満が広がっていたためだとみられている。

ところが、アリババグループのジャック・マー会長は6月14日、投資家会議で「模造品の問題はその高品質さにある」とし、「模造商品の多くは正規品よりも品質が優れており、価格も安く抑えられている」と発言した。

中国のネット上ではジャック・マー会長の発言に対して否定的な見方が広がっている。「どういう思考をしているのか。どんなによくても、偽物は偽物だ」「模造品を後押しする発言でしかない」「恥を恥とも思わない言葉」などの意見のほか、「どうりで淘宝(タオバオ。アリババの運営するショッピングサイト)には模造品ばかり並んでいるはずだ」など辛辣(しんらつ)なコメントも書き込まれている。(翻訳・編集/岡田)