マイナス金利時代のメインバンクの選び方

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2016年2月より始まった日本銀行によるマイナス金利政策により、ほとんどの銀行が預金金利を下げました。2016年4月のデータによると、定期預金で年利0.01%、普通預金で年利0.001%といった金融機関がほとんどです。今まで給与振込口座や光熱費などの引落し口座だからという理由で、メインバンクにしていた銀行もここで見直してみてはいかがでしょうか。
メインバンク選びのポイントと「裏のメインバンク」のおすすめ
金利差がないなかで銀行を選ぶポイントは、利用頻度が高いATM利用手数料とネット振込手数料です。定期預金の金利が0.01%では、100万円を1年の定期預金にしても税引き後利息は80円足らず。これではATM時間外手数料1回分にすらなりません。金利よりもATM利用手数料や振込手数料といった手数料が無料になる銀行を選んだ方がトクになります。

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給料の振込口座やクレジットカードなどの引落し口座を変更するのは面倒、という人におすすめなのが「裏のメインバンク」を持つことです。給与振込口座や各種引落し口座はそのままにして、別のメインバンクを裏で利用するのです。お給料が出たら裏のメインバンクにお金を移し、裏のメインバンクでATMやネットバンキングでの振込を無料で利用すれば、手数料の節約になります。
ATM利用手数料が無料になる金融機関はどこ?
ATMの時間外手数料や提携ATM利用手数料が無料の金融機関には、ネット銀行を中心に次のようなところがあります。

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新生銀行

コンビニATM・イオン銀行ATMの利用手数料が入金・出金・残高照会とも24時間365日無料。ゆうちょ銀行ATM利用手数料も(システム上の使用不可時間帯を除いて)入金・出金・残高照会とも無料。そのほか、都市銀行や一部金融機関では21:00まで出金手数料が無料。

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大和ネクスト銀行

セブン銀行ATMでの入金・出金利用手数料無料(入金は平日21:00/土曜日19:00まで、出金は平日21:00/土曜日19:00まで)。そのほか、ゆうちょATMからの入金が平日21:00/土曜日17:00まで無料、三井住友銀行ATMからの入金が平日20:00/土曜日21:00まで無料。

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SBJ銀行

セブン銀行ATM・イオン銀行ATMの利用手数料が入出金ともに無料。イーネットATMの利用手数料は、入金は回数制限なし、出金は月10回まで無料。みずほ銀行ATMの利用手数料は、入金は回数制限なし、出金は月3回まで無料。

■他行宛て振込手数料が無料になる金融機関はどこ?

他行宛て振込手数料が無料になる金融機関では、口座残高に応じてネットバンキングでの振込手数料が無料になる回数が決まっているケースがほとんどです。ここでは、残高などの条件がなくてもネットバンキングの振込手数料が無料になる代表的な銀行をピックアップしました。

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大和ネクスト銀行

ネットバンキングによる他行の本人名義口座への振込手数料無料、他行の他人名義口座への振込手数料月3回まで無料。

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SBJ銀行

ネットバンキングによる他行宛て振込手数料が月5回無料(2016年7月31日まではキャンペーンにより月7回まで無料)。

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新生銀行

ネットバンキングによる他行宛て振込手数料が月1回無料。円普通預金などの月間平均残高が100万円以上などの条件により、インターネットバンキングによる他行宛て振込手数料が月5回無料。

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住信SBIネット銀行

ネットバンキングによる他行宛て振込手数料が月1回無料。月末残高が100万円以上などの条件により、ネットバンキングによる他行宛て振込手数料が月3回無料。月末残高300万円以上などの条件を満たせば月7回まで無料。

ほかの銀行から資金を無料で取り寄せるサービスがある金融機関
給与振込口座を変更したくないという人におすすめなのは、ほかの金融機関から資金を移動するサービスを無料で提供している金融機関です。無料となると数は少なくなりますが、次の銀行が取り扱っており、「裏のメインバンク」の候補となります。