株式会社スクー サービス開発部門サービス開発ユニット ユニットマネージャー鎌田正浩(かまた・まさひろ)氏広島県出身。メーカーで組み込みソフトウェア開発に従事し、画像解析システムで特許を取得。その後大手WEB系会社で自社SNSサイトから、ゲームプラットフォーム、投稿監査システムなど幅広い開発を経験。2015年10月にスクーへ入社。趣味はボクシングだが、ありとあらゆる球技を苦手としている。著書「確かな力が身につくPython「超」入門」(SBクリエイティブ)

“インターネット学習で人類を変革する”というビジョン

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◇株式会社スクー サービス開発部門サービス開発ユニット ユニットマネージャー 鎌田 正浩氏

―まずは、『schoo WEB-campus』について教えていただけますか?

鎌田氏:『schoo WEB-campus』は、「Web業界で働くためのスキルが身につく授業」を受講することができる動画学習サービスです。プログラミングやWebデザインといったWeb/IT領域を中心に、マーケティング、英語など、さまざまなコンテンツを提供しています。過去の動画を観るときには有料会員になっていただく必要がありますが、生放送は無料で観ていただくことができます。

schoo WEB-campus生放送教室
生放送の様子

―プログラミングやWebデザインの講師の方が比較的多い印象を持ったのですが、そこが特長でしょうか?

鎌田氏:現在はソフトウェアエンジニアやWebデザイナー向けのコンテンツが多くなっています。未経験者が『schoo WEB-campus』で学んだスキルを活かして仕事ができるようになる、という状態をつくれるように力を入れています。

当社は、“インターネット学習で人類を変革する”というビジョンを掲げています。今はソフトウェアエンジニアやWebデザイナー向けのコンテンツを多く公開しており、まずは、この2つの職種で未経験の人が学習して就職/転職できる環境をつくってから他の職種にも広めていきたいと思っています。

きっかけは社内教育動画の“つまらなさ”

―ちなみに“動画”というところに、何かきっかけはありましたか?

鎌田氏:代表の森健志郎の経験によるところが大きいですね。
彼の前職では、eラーニングでマネジメントスキルを習得する、という取り組みを行っていたのですが、彼としては、スキルを自分のものにしたいし、成長したいという意欲も強かったにもかかわらず動画の中身が面白くないし一方的なものだったらしくて(笑)

学びたい欲はあるのに学べなかった、という経験から、「一人ひとりが高速なインターネット通信を使えて、高性能なデバイスを持っているこの時代にこれはない。自分だったらもっと良いものをつくれる」と思ったのが最初のきっかけですね。今のところは、動画が一番効率良く学べるものだと思って動画に特化していますが、より学びやすい形式は無いのか、というところは日々考えています。

―なるほど。鎌田さんが現在手掛けられている業務はどのようなものですか?

鎌田氏:サービス開発部門というところに所属しているのですが、その中でも、開発チームとデザインチームの2つにチームが分かれていて、私は開発チームのマネージャーをしています。開発チームは、主に『schoo WEB-campus』の新機能とか、既存機能の修正といったところを進めていく他、法人向けのビジネスプランのシステム運営なども行っています。

開発チームは私を入れて5人ですね。ちなみに、デザインチームが4人で、部門の責任者を一人含めて10人がサービス開発部門に所属しています。

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学習によって人が変わる”機会の最大化”を目指す

―話は変わりますが、チームを統括するにあたって、大変なことや苦労されていることってありますか?

鎌田氏:それが意外と、「割とやりやすいな」というのが正直なところなんです(笑)。というのも、“インターネット学習で人類を変革する”というビジョンが各々にしっかりと浸透しているからかな、と。各々がそのビジョンに照らし合わせて、やりたいことや実現したいことを持ってスクーに入ってきているので、そこの部分は同じところを見ることができているというか、目線が合っているのですごくやりやすいと思っています。強いて苦労しているところを挙げるのならば、ビジョンが壮大だからこそやりたいことや試したいことが沢山あるので、その優先順位付けに困ってますね(笑)

―開発を進めるにあたって、過去これは山場だったみたいなことってありますか?

鎌田氏:私が入ったのが2015年10月なのですが、その頃は、エンジニアの人数も多くなく、ひたすら挙がってくる要望をこなしていくという状態で、それが山場でしたね。そこから、人数も増えてきて余裕ができてきたときに、要望に応えていくだけではなく、開発チームからも提案をしていくようにしました。

たとえば、簡単に見えるが実はかなり手間がかかる、という要望があったときに、より時間がかからないものを提案してみるとか。今も取り組み中の課題ではありますが、開発チームの発信力みたいなものを強化していきたいと思っています。

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―さいごに、今後の展望についてお聞かせください。

鎌田氏:“インターネット学習で人類を変革する”というビジョンの実現のために、いろいろなことを試していきたいですね。やりたいことも試したいことも山積みで。学習によって人が変わるということはすごく意義があると思っているので、そんな機会をこれからも増やしていけるようにしたいと思っています。

―ありがとうございました。

すべての人が学び続けられる世界を作ることで人類を変革させる。
そんな壮大なビジョンをメンバーの一人ひとりがしっかりと持っていること、それがチームの開発力の源泉となっているのだろう。“新しい学習形態”を描き続ける株式会社スクーに今後も注目していきたい。

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今回取材した方

株式会社スクー サービス開発部門サービス開発ユニット ユニットマネージャー
鎌田正浩(かまた・まさひろ)氏

広島県出身。メーカーで組み込みソフトウェア開発に従事し、画像解析システムで特許を取得。その後大手WEB系会社で自社SNSサイトから、ゲームプラットフォーム、投稿監査システムなど幅広い開発を経験。2015年10月にスクーへ入社。趣味はボクシングだが、ありとあらゆる球技を苦手としている。著書「確かな力が身につくPython「超」入門」(SBクリエイティブ)

(ReadWrite[日本版] 編集部)

ReadWrite[日本版] 編集部
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