15日、「世界のテコンドーの聖地」である韓国・ソウルの国技院で、暴言から汚物までが乱れ飛ぶ乱闘劇が繰り広げられた。写真は韓国のテコンドー教室。

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2016年6月15日、「世界のテコンドーの聖地」である韓国・ソウルの国技院で、暴言から汚物までが乱れ飛ぶ乱闘劇が繰り広げられた。韓国・聯合ニューステレビなどが伝えた。

テコンドーの統括組織である国技院はこの日、次期理事長を選出するための臨時理事会を開く予定だったが、一部の関連市民団体などの妨害に遭い、理事会開催はならなかった。開会予定の1時間ほど前から国技院の正門前でテコンドー市民団体や関係者らが集会を開き、理事らの出席を妨害するためふん尿とみられる液体を会議室前の廊下にまき散らすなどした。また、国技院の職員と団体メンバーらがもみ合いになり、暴言が飛び交う場面もあった。

団体メンバーらは、3年の任期が16日で終了する洪文鐘(ホン・ムンジョン)現理事長(与党セヌリ党議員)が理事会に出席し、自身の側近を理事会に残すことで退任後も院の実権を握ろうとしているとして反発していた。

国技院では13年にも、理事長・理事の選出過程で起こった派閥争いで市民団体代表が汚物を投げ、会議開催を妨害したことがある。

これを受け、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「『テコンドーの宗主国』も過ぎた話だな。国の恥だ」
「退任を控えた大統領が閣僚を任命してから辞めるなんてことがあるのか?」
「みっともなくて言葉も出ない」
「セヌリ党はまさに社会悪だ」

「テコンドーはもう腐ってしまった。まあその前に、国のあちこちが腐ってるからな…」
「テコンドーはスポーツと言えるんだろうか。面白くもないし音もうるさいし、まるで幼稚園のお遊び。オリンピック競技から除外するべきだと思う」
「国技院の競技場で一発やり合えばいいのに」

「洪文鐘が行く所、いつも臭い香りが漂っている」
「政治家が絡むとどこでも汚物が飛ぶんだなあ」
「この国の協会とか連盟とか、どこか一つでもクリーンな所はあるのかな?」(翻訳・編集/吉金)