日本人は古くから魚や海藻などの海の恵みを享受してきた。魚や海藻には豊富な栄養素が含まれており、和食の世界的な人気のほか、魚を食べる中国人が増えたこともあり、一部の漁業資源が値上がりしている。また、日本の商社が国外で魚などの買い付けを行う際、中国の業者に価格で負けるケースも増えているという。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本人は古くから魚や海藻などの海の恵みを享受してきた。魚や海藻には豊富な栄養素が含まれており、和食の世界的な人気のほか、魚を食べる中国人が増えたこともあり、一部の漁業資源が値上がりしている。また、日本の商社が国外で魚などの買い付けを行う際、中国の業者に価格で負けるケースも増えているという。

 事実、中国でも日本料理を提供する店が徐々に増えており、これまで生モノを嫌っていた中国人も寿司(すし)を食べるようになってきている。漁業資源の枯渇や値上がりが懸念されるところだが、中国青年網はこのほど、「中国人は日本人に見倣って、もっと魚を食べるべき」と主張した。

 記事は冒頭、日本は平均寿命が世界でもっとも長い国であり、日本料理は「世界で一番健康的な料理」だと紹介。そして、日本人の平均寿命の長さと海産物を食べる習慣を結びつけ、中国人も長生きしたければ、海産物を積極的に食べるべきとの見方を示した。

 中国でも魚は食卓にのぼるが、日本との違いはどこにあるのだろうか。記事はまず日本人が魚を食べる量に注目。日本人が年間に食べる魚の量は中国人よりも多いと指摘したほか、中国で食べられている魚の多くは淡水魚で、海水魚は沿海部を除いてあまり食べられていない現状を指摘。一方、日本人はさまざまな種類の魚を食べ、深海に住む魚も好んで食べていると紹介した。

 繰り返しとなるが、中国内陸部で食卓にのぼる魚と言えば淡水魚だ。お世辞にもキレイとは言えない湖や川で取られた魚が売られており、なかなか購入するには勇気が必要だ。近年は中国内陸部でも海産物を手に入れることができるようになりつつあるが、種類の豊富さや鮮度、価格を考えるとまだまだ満足のいく水準ではない。だが、中国人が皆こぞって海産物を食べるようになったら、本格的に漁業資源の枯渇や値上がりを心配することになりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)