16日、米MLBマーリンズに所属するイチローが、ピート・ローズ氏の持つ通算安打記録を更新したことが、台湾でも大きく報じられている。写真はイチロー。

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2016年6月16日、米MLBマーリンズに所属するイチローが、ピート・ローズ氏の持つメジャー通算安打記録を更新したことが、台湾でも大きく報じられている。

パドレス戦に先発したイチローは1回の第1打席で捕手前に内野安打を放ち、日米通算の安打数でピート・ローズ氏が持つ4256本に並んだ。さらに9回の第5打席にはライト線に二塁打を放ち、歴代最多安打を更新した。

ETtodayは記事で、9回にロドニーから二塁打を放った場面を振り返り、「生涯安打数を4257としてローズ氏を超え、世界で最も多くヒットを打った男になった」「記録達成の瞬間、選手や観客がスタンディングオベーションを送り、イチローは二塁ベース上でヘルメットを振り、白髪頭をあらわにしてファンらに感謝を示した」などと伝えた。

自由時報はウェブサイトのトップで「イチロー2安打、ローズを超えて世界のヒットキングに」と速報。スポーツページでもイチローの記事がトップ扱いで、記録達成の瞬間の動画も掲載した。記事では、これまでのイチローの歩みを振り返っている。

聯合新聞網もスポーツページでイチローの記録達成をトップで扱った。記事ではアレックス・ロドリゲスのコメントを紹介。「イチローのようなスペシャルな打者を見たことがない。間違いなく伝説だ」とたたえながらも、「MLBは世界でもっとも偉大なリーグ。すべてのリーグをリスペクトしているが、私にとってはMLBは一つだ」と語ったという。これに対して記事は「明言はしなかったが、その語気から日米の安打を通算すべきでないと考えていることは明らかだった」と伝えている。

蘋果日報は公式フェイスブックで「神過ぎる!」とのコメントを付けてイチローの記録達成を紹介。「ローズ氏は最近、安打数を日米で合算することに否定的な発言を繰り返し、自らの安打王の地位が取って代わられることを認めていないが、多くのファンはイチローを支持している」と伝えている。

中時電子報は、イチローとローズの比較について、「イチローは2004年にシーズン最多安打を更新し、歴代でただ1人、10年連続200安打を達成している。ローズに劣ることはない」とし、「ローズは誇るべき記録を持っているが、野球賭博事件で殿堂入りはできない。イチローの殿堂入りは間違いない。もし、ローズを『安打王』と呼び続けるなら、イチローのことは何と呼べばいいのか、ある人は『国際安打王』と提案しているが悪くない」などと伝えた。(翻訳・編集/北田)