15日、韓国メディアによると、行政上のミスで手にした2つの戸籍を使い半世紀以上にわたってスリ・窃盗を繰り返していた70代の女が、韓国で警察に逮捕された。写真はソウル・南大門市場。

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2016年6月15日、韓国・マネートゥデイなどによると、行政上のミスで手にした2つの戸籍を使い半世紀以上にわたってスリ・窃盗を繰り返していた70代の女が、韓国で警察に逮捕された。

ソウル南大門警察署は同日、常習窃盗の容疑で72歳の女を拘束したことを明らかにした。女は今年3月、ソウルの南大門市場で買い物中の64歳の女性に背後から近づき、女性のハンドバッグから現金など100万ウォン(約9万円)相当が入った財布を盗んだ疑いが持たれている。

調査の結果、女は16歳からスリを繰り返していたことが判明。また、2つの戸籍と名前を使い分け、重ねた罪に比して軽い処罰を受けてきたことも明らかになった。女は朝鮮戦争で家族と離れ離れになった後に児童養護施設で育ち、1976年に「チョ姓」の戸籍を得たが、83年に家族が見つかり「キム姓」の戸籍を取り戻したことで2つの戸籍を持っていた。

前科38犯の女は92年から12年間、50回にわたり日本でもスリを行い、日本の警察にも2回逮捕されたことがあるという。

これについて韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられているが、ベテラン犯の歴史に驚きを表す声が目立つ。

「ここまできたら無形文化財クラスだね」
「日本に遠征して外貨を稼いできてたのか」
「すごいな。養護施設で相当な技術を学んだんだね。技術一つ手にすれば飢えることもない」

「前科38犯はもうレジェンド」
「ほとんど神の手だよ」
「前科38犯で更生の可能性なんてあるものなのかな?」
「数十年も技術を磨いてきたはずなのに前科38犯て、実力がないってことじゃないか」

「定年退職のないいい職業に就いたね。もうたくさん稼いだだろうからそろそろ休めばいいのに」
「70代のおばあさんになってもやめられないのか」
「数奇な運命が間違った道に進ませたんだね」
「三つ子の魂百まで…」(翻訳・編集/吉金)