15日、環球時報によると、米メディアが中国の精子バンクが深刻な精子不足に直面していると伝えている。写真は妊婦。

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2016年6月15日、環球時報によると、米メディアが中国の精子バンクが深刻な精子不足に直面していると伝えている。

米紙ニューヨーク・タイムズは13日付の記事で、中国の精子バンクの現状について伝えた。中国では政治や文化の要因から、多くの男性が進んで精子を提供するケースは少ない。また、提供されたとしても、検査で不合格になる割合が非常に高く、一部では3割にも満たないとも言われている。

記事は、「中国では『二人っ子政策』を実施したものの、役人たちは精子不足を懸念している」とし、対策として、精子バンクがネット上などで若者に精子提供を呼び掛け、提供者には現金やiPhoneがプレゼントされるという“キャンペーン”が展開されていることや、「国の高齢化問題緩和に協力しよう」といった愛国心に訴えようとするキャッチコピーも登場していることを紹介した。

しかし、「他人の精子を使って子どもを妊娠することに抵抗がある」という人も少なくなく、そうした中国の伝統的な観念から、思うように効果が表れていないのが現状だという。最近ではそうした固定観念を覆そうと、「精子提供は献血と同じです」といったスローガンも掲げられていると記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)