14日、江蘇省豊県のインターネット掲示板にこのほど、「都市管理員に車を破壊され、自分も殴打された」との書き込みがあった。イメージ写真。

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2016年6月14日、京華時報によると、江蘇省豊県のインターネット掲示板(BBS)に、あるネットユーザーが「『城管』に車を破壊され、自分も殴打された」と書き込んだ。

「城管」とは、「城市(都市)管理総合行政執法局」の略称で、都市管理を目的とした法的取り締まりを行う行政機関。職員は警察官とよく似た制服を着ており、市民に対して行政執行の権限を持つが、その取り締まりは暴力行為や横暴な振る舞いを伴うことも少なくなく、市民からは嫌われている。

10日、城管が電動バイクの取り締まりを行っているところに遭遇した投稿者は、運転していた車の速度を緩めた。助手席に座っていた同乗者が携帯電話を車の窓のそばに置いていたところ、撮影していると思ったのか、数十人もの城管に取り囲まれ、車を破壊された上、携帯電話を持ち去られたあげく、2人とも殴打されたという。これを県のBBSに書き込むと、瞬く間に多数閲覧された。

管轄当局はこの書き込みを受け、事実関係を調査。その結果、「正常な取り締まり活動だった」とし、「渋滞を引き起こすため撮影を制止し、速やかな移動を促したところ、相手から激しくののしられた」「車は破壊していない」「相手は『自分は幹部の息子で、現役軍人だ』と自称していたが、有効な身分証は提示されなかった」とする報告を公開。また、「車を破壊したことや殴打したことが事実であれば、厳正に対処する」としている。

これに対し、ネット上では「撮影したから何なんだ」「正常な活動なら撮影したって関係ないだろう」「不正がなければ、撮影されても恐れることはないのでは?」「われわれには取り締まりに対する監督権がある」「城管などに管理させるべきではない」といった反発のコメントが相次いでいる。

また、「城管がこれほど凶暴なら、釣魚島(尖閣諸島にある島)を守りに行かせるべき」「米国が南シナ海に侵入してきたら、城管を送り込もう」などのコメントもあった。(翻訳・編集/岡田)