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米Facebookは6月14日(現地時間)、Facebookモバイル広告キャンペーンを実施した店舗をはじめとする広告主が、人々の来店を促進し、来店数や店舗売上を測定できる広告商品を発表した。

現在、商品購入に至るまでのアクションの45%はモバイル機器上で行われているが、商品の多くは実店舗で購入されている。実店舗ビジネスが抱える課題は、広告が来店数と売上に与える影響を測定することだとして、今回、Facebookは実店舗ビジネス向けの新たなソリューションを発表した。このソリューションを利用すれば、Facebookモバイル広告キャンペーンを実施して、人々の来店を促し、来店数と店舗売上を測定できるという。

近隣エリア広告は、店舗の近くにいる人々にFacebook広告を表示して、顧客に来店を促すことを目的としたツールだ。広告には地図カードとコールトゥアクションボタンが示され、広告を見た人は最も便利な店舗で商品を購入できるようになる。コールトゥアクションボタンは「道順を表示」「今すぐ電話」「詳しくはこちら」「メッセージを送る」の4種類から選択可能。

昨年、Facebookは複数の店舗を持つビジネスが1つのキャンペーンで各店舗に特化した広告を作成できる機能を導入している。今回、最寄りの店舗を見つけて行き方を確認するまでを、すべて広告上で容易にできる店舗位置表示機能をリリースした。

同機能により、すべての最寄りの店舗が地図上に示され、広告内の地図をクリックすると最寄りの店舗の情報が表示される。広告やアプリから移動しなくても、各店舗の住所や営業時間、電話番号、ウェブサイト、そこに行くまでの所要時間がわかるという。

また、広告主はFacebook広告からの来店数を計測でき、Facebookキャンペーンを見て店舗を訪れた人数の把握や、来店数に基づく広告内容、配信方法、ターゲット層の最適化のほか、店舗・地域をまたいで結果を分析し、キャンペーンを最適化することなどが可能だという。

さらに、オフラインコンバージョンAPIにより、顧客データベースやPOSシステムからのトランザクションデータを広告レポートとマッチングさせて、広告効果をより詳しく、かつリアルタイムに把握できる。このツールでは、IBM、Index、Invoca、Lightspeed、LiveRamp、Marketo、Squareなどのパートナーとの提携に加え、Facebookと直接連携することもできる。

これにより、広告主は店舗や電話でのトランザクションが発生した際、リアルタイムに結果を把握することが可能なほか、商品購入者の属性や今後のキャンペーンの最適化が図れるという。なお、Facebookでは現在、オフラインコンバージョンAPIを近隣エリア広告を含むすべての広告目的で試験している。

(岩井 健太)