中国メディア・捜狐は12日、日本を訪れて感じた不思議なことして「日本の不動産は中国よりお買い得なのに、タクシーには高くて乗れない」という印象を覚えたとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・捜狐は12日、日本を訪れて感じた不思議なことして「日本の不動産は中国よりお買い得なのに、タクシーには高くて乗れない」という印象を覚えたとする記事を掲載した。

 記事は「お金を持っている中国人は本当に多く、海外の不動産購入ブームが次から次へと訪れている」と説明。欧州やカナダ、米国の不動産を買い漁って現地の不動産価格を「解放」したのち、その大軍は日本にもなだれ込んできたとし、その影響もあって昨年ごろより日本の不動産価格が上昇していると伝えた。

 そのうえで、北京や上海など中国の大都市で広さ数十平方メートルの小さな家が買える金額で、日本の首都東京では一軒家を購入することができると紹介。しかも低金利で返済機関の長い住宅ローンを使うこともでき、「東京でさえこれなのだから、ほかの道府県はもっと安いのである」と評した。

 記事はその一方で、「あなたは日本では家が買えると思っているかもしれないが、タクシーには高くて乗れないよ」として、大阪の中心部で3キロメートルあまりの道のりをタクシーで移動した際、3200円もの料金がかかったと紹介。「日本では、地下鉄に乗れるところではくれぐれもタクシーに乗ろうと思ってはいけない」とし、中国と同じ感覚でタクシーに乗車すると痛い目にあること、日本でも中国同様に配車アプリが使えると思ってはいけないことを説明している。

 日本の大都会の不動産をポンポンと購入できてしまうほど裕福な中国人は、タクシー代などいくらかかっても気にしないだろうと思うのだが、そこはまた違う「金銭感覚」を持っているのだろうか。逆に、タクシーは高価な乗り物という認識を持っている日本人からしてみると、中国で当たり前のようにタクシーに乗る生活には少々戸惑いというか、罪悪感みたいなものを感じるかもしれない。

 北京のタクシーの初乗り料金は3キロメートルまで13元(約210円)、上海は同じく14元(約230円)。円安・元高の影響も相まって、ひと昔前に比べればかなり高くなった印象ではあるが、それでも日本のタクシーに比べれば割安。日本のタクシーはサービスが優れているという評判が立っていたとしても、やはり中国人の中には「日本のタクシーは高くて乗れたものではない」という印象を抱く人もすくなくないのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)