見た目と本質が異なるという事象は身の回りに多いものだが、中国メディアの今日頭条は9日、中国のスマートフォンメーカーにとって日本の携帯電話市場は「非常に美味しそうに見える」としながらも、実際は「到底食べることができない市場」であると論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 見た目と本質が異なるという事象は身の回りに多いものだが、中国メディアの今日頭条は9日、中国のスマートフォンメーカーにとって日本の携帯電話市場は「非常に美味しそうに見える」としながらも、実際は「到底食べることができない市場」であると論じる記事を掲載した。

 記事は米国メディアが報じた各国のスマートフォン普及率に注目。この報告によれば日本のスマートフォン普及率はわずかに39%であり、韓国の88%の半分以下の数値にとどまっている。スマートフォン市場のさらなる拡大が見込めそうな、とても美味しそうな市場だが、それでも中国メーカーは「美味しそうに見えても、食べることができない」と記事は説明、その理由として「日本ではフィーチャーフォンの市場占有率が依然として高い」という点を指摘している。

 単にフィーチャーフォンに一定の市場占有率があるということであれば、それを上回る魅力や使い勝手の良さを備えたスマートフォンでシェアを奪うことも可能かもしれない。しかし記事は、日本のフィーチャーフォンは、スマートフォンを「超える魅力」があると日本のユーザーたちが感じるよう設計されていると指摘。

 そのスマートフォンを超える魅力の1つは、「タッチパネル操作とボタン操作の優れた点を融合」した点にあると記事は指摘。「日本の多くのユーザーはタッチパネル操作よりもボタンを押す実際の感覚を好む」と説明。つまり日本人にとってはボタン操作のほうがマンマシンインタフェースとして「しっくりくる」という見方を記事は示した。

 さらに「事実上、日本のフィーチャーフォンはすでに非常に高いレベルにまで進化を遂げている」と説明、機能的には「スマートフォンと差はない」と指摘。そのため日本のフィーチャーフォンは羊の皮をかぶった狼ならぬ、「ボタンを身に着けたスマートフォンである」という見方を記事は示した。

 記事が指摘しているマンマシンインタフェースという点だが、確かに日本のユーザーのなかにはタッチパネルだと押し間違えてしまうとか、タッチパネル操作時の物理的な感覚のなさが気に入らないという人もいるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)