15日、福井県の縫製会社が中国人の技能実習生に違法残業させた疑いで捜索を受けたニュースは中国メディアもこぞって取り上げ、ネットユーザーが注目している。写真は日本のサラリーマン。

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2016年6月15日、福井県の縫製会社が中国人の技能実習生に違法残業させた疑いで捜索を受けたニュースは中国メディアもこぞって取り上げ、ネットユーザーが注目している。

日本の報道によると、同県勝山市の縫製会社とその関連会社は、労使協定で定めた時間を超える残業をさせ、月100時間超の残業もあったとみられている。労使協定を超える残業時間は労働基準法で禁じられており、福井労働局は14日に関連会社の捜索を開始した。問題が指摘されているのは2015年10月〜16年2月の期間で、会社は労働時間を別の帳簿で管理するなど違法な残業を隠していたという。

中国のネット上では、「悪徳な会社だな」と批判する声が一部で見られたが、多くは「100時間程度の残業は大したことではない」と中国国内の違法残業はさらに深刻だと指摘する声だった。代表的な意見として、「中国では命が尽きるまで残業するケースだってある。相談する場所はなく、耐えられなくなったらその仕事を辞めるしかない。これが中国の現状だ」「在日中国人の権利は日本人に守ってもらっているが、中国国内はどうなんだろうか。国内では違法な残業が横行しているが、政府の関連部門はお飾りで相談しても動いてくれない」といった声があり、「日本に行く実習生の多くはお金を稼ぐのが目的。残業して多く稼ぐのは彼らの願いでもある」とさまざまな意見が聞かれた。(翻訳・編集/内山)