2015年に日本を訪れた中国人旅行客は499万人に達し、過去最高を記録した。16年になっても訪日中国人は増え続けており、日本政府観光局によれば、16年1−4月における訪日中国人の数は前年同期比49.5%増となっている。(写真は中国網の14日付報道の画面キャプチャ)

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 2015年に日本を訪れた中国人旅行客は499万人に達し、過去最高を記録した。16年になっても訪日中国人は増え続けており、日本政府観光局によれば、16年1-4月における訪日中国人の数は前年同期比49.5%増となっている。

 これだけ多くの中国人が日本を訪れることによる経済効果を考えれば、本来は大いに歓迎すべきことと言えるが、その一方で中国人旅行客のマナーを起因としたトラブルが相次いでいるのも事実だ。

 中国メディアの中国網はこのほど、京都・清水寺の「音羽の滝」で、中国人らしき男性が池のなかに入り込み、ペットボトルに滝の水を入れている様子を伝え、中国のネット上で「恥さらしだ」と批判の声があがっていることを紹介している。

 清水寺の「音羽の滝」は3筋にわかれた滝で、それぞれ「学問成就」、「恋愛成就」、「延命長寿」にご利益があるとも語られ、はるか昔から途切れることなく流れ続ける有り難い水として信仰を集めている。それぞれの滝は池に向かって落ちてくる形となっているが、報道によれば、中国人らしき男性は池のなかに入り込み、滝の水を直接ペットボトルに入れていたという。

 記事はまず、マカオのメディアの報道を引用し、「池に入った男性は中国の普通話(公用語として定められた中国語)を話していた」と紹介。さらに、清水寺が世界文化遺産に登録されている日本有数の観光地であり、音羽の滝については「名泉」であると伝え、「中国人と思われる男性は長蛇の列を無視して直接、池の中に入り込んだ」、「非常に悪劣な行為」などと批判した。

 音羽の滝の池に入り込んだ男性が中国人かどうかは確認されていないが、列を無視したうえに池にまで入り込むとは目に余る行為にほかならない。このような行動が相次ぐからこそ、世界中で中国人によるマナーに対して批判の声が高まっているのだろう。(編集担当:村山健二)(写真は中国網の14日付報道の画面キャプチャ)