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 すごくフォトジェニックな風景なのに、いざ撮ってみたら、なんかショボい。そんな経験に心当たりは? 米マンハッタンに、迷える子羊たちの心強い味方が登場しました。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

●キャンペーン概要

 時期:2016年
 国名:USA
 企業/ブランド:Canon
 業種:精密機器

■ステキな写真、撮りたいでしょ?

 突然ですが、皆さんは、スマホのカメラ機能やお手持ちのデジカメを使いこなせていますか?

 旅行先などで、せっかく素晴らしい風景やシャッターチャンスがあるのに、いざカメラで撮影してみると実際とは随分かけ離れた残念な写真になってしまった、そんな経験はないでしょうか?

 そんな人たちのためにCanonが開発したのが、『Photo Coach』と名付けたデジタルサイネージです。

 世界中から旅行者が訪れるマンハッタンの中で、特にフォトスポットとなっている数ヶ所に設置されたこの電子看板は、その日、その時の時刻や天気、明るさなどの情報を常に把握し、それをもとにベストな写真を撮るためにヒントを教えてくれるというもの。
 

 例えば、夜間にはヘッドライトが光の軌跡となって流れる、美しくも幻想的な写真を撮るためのコツをレクチャーしたり、非常に天気が良い日中には露出を調節することなどをアドバイスをするといった具合です。
 

 他にも、撮影する対象物に夕日があたって一番きれいに見えるタイミングや、コンサート会場で、公演が終わったキャストが劇場から出てくる時間を知らせてくれたりと、ガイドブックには決して載っていないリアルタイムの情報を得ることができるのも、旅行者にとっては非常に嬉しい点。
 

 200もの役立つアドバイスが詰まったこのビルボードは、2,700万のメディアインプレッションを獲得、ブランドのエンゲージメント率は1,485%上昇するなど、大きな注目を集めました。
 

 カメラに関する知識と経験がなくともプロ級の写真が撮れるという、写す人の立場に立ったターゲティングが見事な施策でした。

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●先週の紹介キャンペーン

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 記事転載元:AdGang

山田 健介(株式会社PR TIMES)[著]