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NECは6月14日、製造業向けに、スウェーデンのIFSのグローバルERPパッケージ「IFS Applications」に製造実行管理システムMES(Manufacturing Execution System)の機能を追加した製造管理ソリューション「IFS Applications for MES」の販売を開始した。

新ソリューションは、作業者管理や製品品質管理などMESの11機能および生産活動に関わる5M情報を一元管理できるほか、導入の際に必要な機能の選択や段階的な導入が可能なため、製造の中心的なラインから導入し、効果を確認しつつ拡張・展開が可能。

また、NECがものづくりで得たノウハウと、IoTを活用した次世代ものづくりソリューション「NEC Industrial IoT」を組み合わせることで、センサーやロボットなどから製造現場の実績情報をリアルタイムに収集・見える化し、解決策の早期立案を支援するという。

特徴として、グループ全体でグローバルなものづくりのスループット向上を実現と、各種機能群からの選択導入や段階的な導入が可能なことが挙げられる。

グループ全体でのグローバルなものづくりのスループット向上の実現では従来より提供している「IFS Applications」にいくつかの機能を追加することで、MESの11機能および生産活動に関わる5M情報の一元管理を可能とし、ライン長・工場長・経営層といった階層ごとに必要な情報を見える化・分析することができる。

また、見込生産・受注生産・後補充生産など、さまざまな生産形態に対応しているため、PUSH型生産からPULL型生産への変更や、それに伴うストックポイントの変更など現場の効率化に伴う業務改善に、迅速な対応が可能だという。

そのほか、各種機能群からの選択導入や段階的な導入が可能な点として導入時には、生産活動に関わる手順作業や品質情報など各種機能群からの選択導入、1ラインからの段階的な導入が可能なため製造の中心的なラインから導入を開始し、効果を確認しながら拡張・展開できるとしている。

さらに、物体指紋認証やセンサー情報の分析による品質見える化など先進のIoT技術と、NECが取り組んできた現場革新活動や匠による企業の現場革新活動など、ものづくりの革新手法を組み合わせて提供することが可能。

これにより、ラインや工場全体での問題把握や早期解決、滞留分析による問題特定や稼働率向上など、グローバル生産拠点におけるスループット向上や顧客基点のものづくりの実現を支援するという。

(岩井 健太)