国産ミドルサイズセダンがファミリーカーの定番だったのは、一昔も前の話。

自販連による販売ランキングを見てみると、フィールダーを含むトヨタ・カローラが10以内の常連になっているのみで、他のモデルはほとんど壊滅状態。カローラに続くのが高級車の象徴のクラウンという状況です。

1

インプレッサやアクセラ(時々)なども30位以内にランクインしていますが、セダンだけだとランク外になると思われますし、一番売れているカローラもフィールダーと商用ニーズを除くと10位以内に入るか分かりません。

さて、6月13日にマイナーチェンジを受けたプレミオ/アリオンは、国産ミドルサイズセダンを代表する一台で、1.5L、1.8L、2.0Lガソリンを設定。

国内での販促ポイントとなるハイブリッドが設定されていないのは泣き所かもしれませんが、200万円を切るエントリーモデルから250万円超の最上級モデルまで、きめ細かくグレードが設定されています。

外観は、コンサバなイメージを一新するほどアグレッシブな顔つきに変化。押し出し感のあるフロントグリルや、精悍さを増したシャープなヘッドランプなどを採用。

さらに、プレミオのフロントグリルは、横バーを組み合わせたデザインにメッキをあしらうことで重厚感を演出し、アリオンは細かいブロックメッシュグリルとなっています。

ハイブリッド車のSAIもマイナーチェンジで精悍な顔つきになり、台数回復に寄与していますから、プレミオ/アリオンがどうなるか興味深いところ。

インパネは、センタークラスターからシフトレバーまわりの形状が変更され、一体感のある洗練されたデザインに変更されているほか、インテリアの質感の印象を左右するメーターを一新し、4.2インチカラーTFT液晶を採用。

また、照明色やメーター指針を白に統一することにより高級感を演出し、視認性も向上したとしています。

さらに、予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense C」をはじめ、駐車時などの衝突回避や衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を標準装備。ほかにもドライブスタートコントロール、緊急ブレーキシグナルを標準化するなど、走行時や駐車時での衝突回避あるいは衝突被害の軽減をサポートするという安全性の強化も朗報。

年配の方のニーズが高いと思われるプレミオ/アリオンだけに、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故低減などが期待できます。

なお、価格帯はプレミオが190万8655円〜271万1782円。アリオンが189万7855円〜267万5455円となっています。

(塚田勝弘)

トヨタ・プレミオ/アリオンがマイナーチェンジ。ペダルの踏み間違い事故などを低減する安全装備を標準化(http://clicccar.com/2016/06/14/378471/)