ダイハツの新型ハイゼット・キャディーはFFの商用車。

キャブオーバーが定番だった従来の商用バンと比べると小回り性能がどうか気になりますが、前席のお尻の下に音・振動源となるエンジンがありませんから、静粛性を含めた運転(室内)環境は格段に向上しているはず。

1

カタログ上では、ハイゼット・キャディーの最小回転半径は4.4m、ハイゼットカーゴは4.2m、ウェイクは4.4m(一部グレードのみ4.7m)となっています。

20cmの差ですが、極めて狭い道などで差を分けるかもしれませんし、キャブオーバータイプだと心理的にもぎりぎりまで寄せやすい利点もあります。

ただ、ベースのウェイクから想像すると視界は全方位広いですから、必要以上に気にする必要はあまりないかもしれません。

また、ハイゼット・キャディーは、より大きな商用車からの「ダウンサイジング」も狙っているはずで、その場合はなおさら気にならないはず。

乗員室フロア高360mm、荷室フロア高595mmのキャディーは、乗りやすさ、積みやすさが魅力ですが、この特徴を活かして、商用ユースはもちろん軽キャンパーのベース車としての期待が高まります。

ハイゼットをベースとした軽キャンパーは、数多くのキャンピングカービルダーが架装してリリースしているほか、ダイハツグループのダイハツクラフト(D-Craft)もハイゼットカーゴ、アトレーをベースとした軽キャンパーをリリースしています。

軽キャンパーで重要な荷室スペースは、キャディーが荷室長1310×荷室幅1210×荷室高1235mm、カーゴ(4人乗り/クルーズ/ハイルーフ)は、荷室長860×荷室幅1350×荷室高1210mmとなっていて、幅をのぞき長さと高さはキャディーの方が余裕が上。

今後、軽キャンパーのベース車としても活躍しそうなハイゼット・キャディー、「はたらくクルマ」以外にも様々なニーズがありそうです。

(塚田勝弘)

【関連記事】

これぞダイハツ・ウェイクの本命!? 新型商用車ハイゼット・キャディーが登場
http://clicccar.com/2016/06/13/378382/

軽キャンパーのベース車にも最適!? ダイハツ・ハイゼット・キャディーへの期待(http://clicccar.com/2016/06/14/378455/)