12日、韓国の低所得層の子どもたちが生理用ナプキンを買うお金に困り、靴の中敷きなどで代用しているとの事実が発覚し、韓国で衝撃が広がっている。写真はソウル。

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2016年6月12日、韓国・世界日報などによると、韓国の低所得層の子どもたちが生理用ナプキンを買うお金に困り、靴の中敷きなどで代用しているとの事実が発覚し、韓国で衝撃が広がっている。

「中敷きナプキン」騒動は、生理用品の韓国内シェア1位のユハン・キンバリー社が新商品の価格値上げを発表したことに始まる。値上げ発表後、インターネット上で「生理用ナプキンを買うお金がなく靴の中敷きを使っている友達がいた」「生理用ナプキンが高過ぎるので、ティッシュを使うこともある」など、値上げに反対する「体験談」の書き込みが相次いだのだ。

騒ぎが広まり、今月2日にはある国会議員が各学校に生理用ナプキンを備えるよう義務付ける法改正案を発議した。また12日、企画財政部の関係者は、低所得層の女子を対象に、生理用品購入のための5000〜1万ウォン(約450〜910円)の商品券を配布する計画を進めていることを明らかにした。すでに全国の中学・高校の保健の教師を中心に費用の推算作業を進めているという。さらにソウル市や大田市など一部の地方自治体でも、低所得層の生徒に向け生理用品購入費を支援するための方案を検討し始めた。

これについて、韓国のネットユーザーからも大きな反響が寄せられている。

「若い子は敏感だから、周りに知られないようにして支援する必要がある」
「保健の先生に、『私は貧乏なのでナプキンください!』と言いに行かせるってことね」
「女性が大統領の国なのに、本当に情けない。韓国国民であることがものすごく恥ずかしい」
「これがG20の国で起こっていることなのか?胸が痛い」

「生理用ナプキンにプラスされる付加価値税も考え直してほしい。女性に生まれたら避けられないことなのに、なぜそこに税金までかかるのか」
「支援もいいけど、値段をもう少し下げてくれたらいいと思う。ナプキンを箱買いするのは結構な負担」
「5000ウォンじゃ1パック買って3日も持たない」

「商品券でなく現物支給にして。貧乏を認めて商品券をもらい、貧乏人だけがもらえる商品券を持ってナプキンを買いに行くなんて…若い生徒を2度傷つけることになる」
「生理用品は根本的な問題じゃないだろう。根本的な問題は貧困だ」
「この国は税金泥棒が多いから、ちゃんと支援されるか心配」(翻訳・編集/吉金)