MSのLinkedIn買収で、リード・ホフマンとサティア・ナデラが語ったこと

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マイクロソフト(MS)は「LinkedIn」を手中に収めることで、ゼロからソーシャルネットワークを築く必要がなくなる。それぞれのCEOと創業者とが、この買収が意味するものについて語っている。

マイクロソフト(MS)は6月13日(現地時間)、世界最大のプロフェショナル・ソーシャルネットワーク「LinkedIn」を運営するリンクトインの買収を発表した。

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同社CEOのサティア・ナデラがTwitterで買収額を262億ドルと発表したのち、リンクトインの株価はすぐに48パーセント急騰した。

MSが厳しい世界的競争に直面するなか、ナデラ氏は会社の使命を再定義し、同社をを「モバイルファースト、クラウドファーストの世界の、プロダクティビティとプラットフォームの提供企業である」とした。

LinkedInは700万以上の採用募集のリストを有している。モバイル市場において強い牽引力をもっているため、上記の目的に適うように見受けられる。一方のMSは、ソーシャルネットワークをゼロから築き上げることなく、確固とした地盤を築くことができる。

MSは、競争力のあるスマートフォンをつくるべく、長年にわたりアップル、あるいはAndroidのあとを追ってきた。しかし、こうなってくるとMSはむしろ、フェイスブックを意識しているのではないかとさえ見受けられる。

ナデラ氏はリンクトインのCEO、ジェフ・ウェイナーとの買収発表のヴィデオで「信じてください、長年にわたってこのことを考えていたのです」と語っている。

ウェイナー氏は買収について、飽和状態にあるソーシャルネットワークがよりクリエイティヴになるチャンスであり、リンクトインにとって大きな機会であると見ているようだ。同氏は声明のなかで、「MSとの関係、そして彼らのクラウドとLinkedInのネットワークとのコンビネーションによって、世界の仕組みも変えるチャンスが与えられる」と述べた。

また、リンクトイン創設者のリード・ホフマンもまたこの買収話に関わっていた。声明の中で彼はこれを「リンクトインにとって素晴らしい機会」だとした。

ホフマン氏はまた、「今日はリンクトインの再創設のときだ」と述べた。

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