大気汚染が深刻な国としては中国を思い浮かべる人は多いであろう。だが、経済協力開発機構(OECD)がまとめた報国によれば、2060年に韓国は大気汚染によって死亡する人の割合が世界最悪の水準となる可能性があるという。(イメージ写真提供:123RF)

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 大気汚染が深刻な国としては中国を思い浮かべる人は多いであろう。だが、経済協力開発機構(OECD)がまとめた報国によれば、2060年に韓国は大気汚染によって死亡する人の割合が世界最悪の水準となる可能性があるという。

 韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、OECDが9日に大気汚染が経済に与える影響についての報告書をまとめたことを紹介し、2010年に世界で大気汚染によって死亡した人の数は300万人に達し、2060年には最大で900万人が大気汚染によって死亡すると予測していることを伝えた。

 続けて、大気汚染によって死亡する人の人口100万人あたりの割合について、2010年は韓国は359人で日本や英国、ドイツなどより低かったとしながらも、大気汚染対策が現状のままと仮定した場合、16年には1109人に増加する見込みだと指摘し、「韓国はOECD加盟国のなかで大気汚染によって死亡する人の数が急増する唯一の国になる」見込みだと報じた。

 さらに記事は、OECDの見解として、韓国のほか中国やロシア、インドは経済成長も大気汚染の影響を受けると指摘し、特に韓国は大気汚染による社会的コストとして国内総生産の最大0.63%が失われる見込みだと報じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)