12日、韓国で新たな医療法が施行された。改正法は医療従事者に対する暴力などに対し、5年以下の懲役もしくは2000万ウォン以下の罰金を科すことを盛り込んでいる。資料写真。

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2016年6月13日、環球網によると、韓国で12日、新たな医療法が施行された。改正法は医療現場で医療行為を行っている関係者に対して暴力を加えたり、脅迫したりすることを禁じており、違反者には5年以下の懲役もしくは2000万ウォン(約180万円)以下の罰金が科せられる。

ここ数年、韓国では医療従事者と患者との間で起きるトラブルが急増している。現地メディアが今月初旬に発表したデータによると、昨年は96.5%の医師が「患者やその家族から暴力、暴言、脅迫を受けたことがある」と回答し、2010年に比べ約10ポイントの上昇となった。

原因として多くの医療従事者が「診察や治療結果に対する不満」を挙げており、ある医師は「予測より回復が遅れたことが原因になったこともある」「幼い患者の両親からの平手打ちは日常茶飯事」とコメント。昨年7月には治療結果に不満を持った患者が看護師を誘拐するという事件も発生している。(翻訳・編集/野谷)