【ユーロ2016チーム紹介(21)】ポルトガル〜CR7と若手融合で初優勝へ〜

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▽パウロ・ベント前監督の解任を受けて就任したサントス監督の下、デンマークやセルビア、アルバニアらが同居したグループを怒涛の7連勝で首位通過し、6大会連続本戦出場を果たしたポルトガル。過去5大会はいずれも決勝トーナメント進出を果たしている通り、安定した成績を残している。

▽現チームはレアル・マドリーをCL優勝に導いたFWロナウドとDFペペの両主軸のほか、ビッグクラブから関心が取り沙汰されているMFアンドレ・ゴメスやMFウィリアム・カルバーリョ、MFベルナルド・シウバを始め、5月にバイエルン入りしたレナト・サンチェスら才能のある若手が続々と育っている。彼ら若手が大会中にさらなる自信を付けることがあれば、一躍優勝候補へと躍り出るはずだ。

◆基本布陣【4-2-3-1】
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▽基本フォーメーションはポルトガルお馴染みの【4-3-3】ではなく、【4-1-3-2】を採用している。純粋なストライカーが不足しており、ウインガータイプの選手をトップに2枚置く形を採用している。中盤はアンカーにダニーロかW・カルバーリョを据え、その前方3枚にモウティーニョ、アンドレ・ゴメス、ベルナルド・シウバを並べる。3トップとする場合は最前線にエデルを配置し、両サイドにC・ロナウドとナニが構える。

◆チーム分析
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[GK/DF]★★★☆☆

▽GKは安定感抜群のルイ・パトリシオ。バックラインはペペが軸だが、高齢化が進んでいる。R・カルバーリョやブルーノ・アウベス、フォンテといずれもピークを過ぎた感のある選手たちで不安要素だ。彼らがこれまでの経験を生かし、読みの利いた守備で要所を抑えることができればウィークポイントとはならないかもしれない。また、左サイドバックのレギュラーであるコエントランが右太もも負傷で欠場することも痛い。

[MF]★★★★☆

▽中盤には攻撃のタクトを振るうモウティーニョを筆頭に、アンドレ・ゴメス、ベルナルド・シウバ、レナト・サンチェスなど、抜群の攻撃センスを持った選手が集結。その中でもビッグクラブから関心が取り沙汰されているアンドレ・ゴメスに注目したい。まだまだ好不調の波が激しいが、乗っている際にはドリブルやパスで攻撃の起点となり、ゴールも決めきってしまうだけの能力を持つ。また、アンカーにはW・カルバーリョ、ダニーロなどフィジカルを生かしてボールを奪取する選手もおり、バランスの取れた構成となった。

[FW]★★★★☆

▽6年連続シーズン50ゴール超えのC・ロナウドが攻撃を牽引する。彼と2トップでパートナーを組むのはトルコリーグで活躍するナニかクアレスマだ。ドリブラーのナニは2015-16シーズンにフェネルバフチェで8得点を記録し好調。また、トリッキーなプレーを得意とし脅威の右足を持つクアレスマは、直前のテストマッチでゴールを重ねており、こちらも状態は良好だ。