韓国経済にとって重要な産業である造船業が危機に直面している。中国メディアの今日頭条はこのほど、韓国メディアの報道を引用し、韓国が危機に瀕した産業の立て直しに失敗すれば、「日本のように失われた20年を経験することになる」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 韓国経済にとって重要な産業である造船業が危機に直面している。中国メディアの今日頭条はこのほど、韓国メディアの報道を引用し、韓国が危機に瀕した産業の立て直しに失敗すれば、「日本のように失われた20年を経験することになる」と伝えた。

 記事は、韓国の報道を引用し、日本が「失われた20年」に突入し、経済成長を長期にわたって実現できていないのは「当局が衰退の本質を見抜けず、大胆な改革を行わなかったため」であると指摘。さらに日本は改革を先延ばしにしてきたうえ、内閣が短期間で変わり続け、それぞれが違う対策を行ってきたため、改革が実を結ぶこともなかったと論じた。

 一方、一部シンクタンクの報国を引用し、「韓国も日本のように失われた20年に突入する可能性がある」と紹介。2016年第1四半期の成長率はわずか0.4%増にとどまり、競争力は日増しに減退し、過剰生産能力の問題も深刻化していると論じた。韓国が経済の再建を成功させるためには破壊的イノベーションが必要な状況であると論じた。

 韓国では世界的に景気の回復が遅れていることもあり、大手造船メーカーが深刻な負債を抱えている。各メーカーは人員整理を迫られているが、人員整理に対する社員の反発も激しい。韓国では日本同様、一度失業してしまうと次の仕事を見つけるのが容易ではないためだ。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった韓国経済だが、徐々に活力を失いつつあるように見える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)