13日、京華時報によると、北京市の小学校で児童らに中毒症状が相次いだ事件で、北京市第二実験小学校白雲路分校に対して行われた実験結果が公表された。

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2016年6月13日、京華時報によると、北京市の小学校で児童らに中毒症状が相次いだ事件で、北京市第二実験小学校白雲路分校に対して行われた実験結果が公表された。

中国各地の学校で、「運動場のトラックから異臭がする」という訴えが相次いでいる。北京市第二実験小学校白雲路分校では、今年3月ごろから運動場に近い1階教室の児童が頻繁に鼻血を出すなどの症状が出た。児童が病院で血液検査を受けたところ、血小板やトロンビンの数値に異常が見られたという。また、運動会に向けた練習のために、校庭にいる時間が長くなると、ほかの多くの児童にもめまいや鼻血などの症状が出るようになった。

この問題について、西城区の環境保護局が同校の教室内の空気検査を行ったところ、検査対象となった16の教室の内、音楽室で基準値を超えるホルムアルデヒドの数値が確認された。そのほかの15の教室では異常な数値は見られなかったという。

区の教育委員会は「不合格となった教室は即座に使用停止し、改善を図る。検査がまだ実施されていない教室や生活施設についても全面的な検査を行い、不合格であれば同じように対応する」とし、運動場のトラックについては「異常値は出ていないものの異臭はあるため、校庭の全面的・部分的な取り壊しも含めて、学校、専門家、父兄と共に対策案を考えたい」としている。(翻訳・編集/北田)