11日、外務省が国連教育科学文化機関の「世界記憶遺産」の呼び名を「世界の記憶」と改めたことについて、韓国で「世界記憶遺産の格を下げようという日本の意図の表れだ」との分析が出ている。資料写真。

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2016年6月11日、外務省が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界記憶遺産」の呼び名を「世界の記憶」と改めたことについて、韓国で「世界記憶遺産の格を下げようという日本の意図の表れだ」との分析が出ている。韓国・聯合ニュースなどが報じた。

外務省は「世界記憶遺産」について英語名の「Memory of the World」の直訳である「世界の記憶」との新名称に改め使用を始めた。日本政府は10年、日本ユネスコ国内委員会の小委員会で「ユネスコ記憶遺産」の名称を了承していたが、「遺産」を意味する「Heritage」の語が英語名に含まれていないことから今回の変更に至ったとされる。条約に基づいて政府が申請する世界遺産や無形文化遺産と異なり、個人・団体でも申請可能かつユネスコ内部の議論で登録が決まる「記憶遺産」について、他の「遺産」との混同を防止する狙いもある。

これについて韓国メディアは、中国が申請し「記憶遺産」に登録された南京事件の文書や、中韓の市民団体が申請した慰安婦問題の関連資料を「意識した措置とみられる」とし、「日本による(遺産の)格下げだ」とそろって伝えた。韓国では「世界記録遺産」の名称が使用されている。

これについて、韓国のネットユーザーからも報道に同調するコメントが多数寄せられた。

「こういうのを『臭い物にふた』と言う」
「面白いね。こうやってひねくれてるのは日本民族の特色だ」
「歴史の捏造(ねつぞう)や歪曲(わいきょく)をする国だとは知ってたけど、これはひどいな」

「日本の政治家は笑える。これだからいつ戦争を起こすか分からない」
「日本人は偽善的。こちらが軽くみえた途端に野蛮に変貌する。日本人に隙をみせては駄目だ」
「日本は親切なふり、清潔なふり、人間味のあるふりをする国」

「自分たちの恥ずべき行動の記された資料が文化遺産として扱われたら、さすがにしゃくに障るんだろうな。でもこんなやり方はあまりに幼稚。日本にしかできない手だよ」
「日本人は本当にメンタルが強いとでも言うべきか…世界の歴史は日本で全部脚色されてるんだろう」
「韓国も歴史の本をどうにかすべきだ。日本の悪口を言ってる場合じゃない」(翻訳・編集/吉金)