中国メディア・光明網は10日、「また我慢できずに爆買いしてしまいそうな日本の製品包装がやってきた」とし、日本の商品包装デザインの素晴らしさを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・光明網は10日、「また我慢できずに爆買いしてしまいそうな日本の製品包装がやってきた」とし、日本の商品包装デザインの素晴らしさを紹介する記事を掲載した。

 記事は「日本は世界でもっとも包装にこだわる国の1つ。彼らは日本文化における禅の精髄に、自然さ、素朴さ、可愛らしさという要素を盛り込み、シンプルながらも非常に味わい深いデザインを作り上げるのだ」と紹介。そのうえで、派手さはないものの独特の温かみや訴求性のある、菓子や食品のパッケージデザインの画像を多数掲載した。

 また、日本の商品包装が持っている質感が見た者に深い印象を与えると解説。包装の表面では図形や色彩などの深みに加えて、材料選びや技術にも十分なこだわりが見えるとし、「日本の特色が顕在化した包装のイメージを形作るとともに、もとより仕事に厳格とされる日本人の才智も十分に示されているのである」と論じた。

 記事はさらに、国土の狭さゆえの資源に対する危機感が、環境保護意識を強く働かせているとし、日本のデザイナーたちが環境保護の要素を自覚的に取り入れ、材料選びなどにおいても環境を汚さず、回収や再利用が容易な素材を第一に考えることが常態化しているとも解説している。

 派手なものがいいとされ、なおも金色や赤色をふんだんに使った豪勢なパッケージが消費者に気に入られることの多い中国。そのスタイルは市場経済の波にのって「超右肩上がり」で成長してきた軌跡と実にマッチしたものであったが、ここにきて急成長の時代は終わりを告げた。安定した成長の時代に入るとともに、環境保護や物的ではない精神的な幸福が求められ始めている中、中国における商品包装デザインのトレンドにも大きな変化が見られるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)