2016年6月9日、参考消息網は「株成金の夢を諦めた中国人―米メディア」を掲載した。2015年の株価暴落で多くの投資家が資産を失い、市場は冷え込んでいる。安定した強靱な市場の構築が課題となっている。資料写真。

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2016年6月9日、参考消息網は「株成金の夢を諦めた中国人―米メディア」を掲載した。

2015年前半、連日値上がりする株は多くの中国人に株成金という夢をもたらした。昨年6月から一転して低迷。時価総額にして5兆ドル(約535兆円)が消滅し、資産を失った投資家も少なくない。上海市のアパレルメーカーに勤める方涛(ファン・タオ)さんもその一人。全財産の半分を失ったという。「何が変わったってまず気持ちが違いますね。利益が出なくても損をしなければ勝ちという気持ちになりました」と話す。

株価が低迷するなか、株式市場を通じた資金調達も減少している。いかにして安定した強固な株式市場を作り上げるかが中国政府の課題となっている。問題は個人投資家だ。機関投資家と比べ長期的な判断ができにくいとされる個人投資家だが、中国株式市場の取引の80%を占めている。米国でこの比率は15%。個人投資家をいかにコントロールするかが課題となっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)