W杯王者ドイツがウクライナ撃破で白星スタート《ユーロ2016》

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▽ユーロ2016グループC第1節のドイツ代表vsウクライナ代表が12日、スタッド・ピエール=モーロワで行われ、2-0でドイツが勝利した。

▽1996年以来となる5大会ぶりのユーロ優勝を目指す、2014年ブラジル・ワールドカップ王者であるドイツは、ウクライナとの初戦に向けて負傷のフンメルスがベンチスタートとなったが、ミュラーやエジル、クロースといった主力を送り込み、ゲッツェを0トップで起用した。

▽一方、自国開催での前回大会に続き、2大会連続での本戦出場を果たしたウクライナはヤルモレンコとコノプリャンカの両主軸が先発となり、[4-2-3-1]を採用した。

▽立ち上がりからドイツがボールを保持し、ウクライナが自陣に引く展開で推移。そんな中、まずは4分にウクライナがゴールへ迫る。しかし、コノプリャンカの決定的な枠内シュートはGKノイアーの好守に阻まれた。

▽その後も試合の構図は変わらずにドイツが押し込む展開とし、サイドを使った攻撃で揺さぶりを図る。なかなかウクライナの守備をこじ開けられずにいたが19分、ドイツがセットプレーのチャンスを生かして先制する。右サイド絞った位置からのクロースのFKにファーサイドのムスタフィが頭で合わせてゴール左に叩き込んだ。

▽先制後もドイツがペースを握る中、27分には右CKからゴール至近距離のハシェリディのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKノイアーが驚異の反応によるビッグセーブで阻止。すると31分にはロングフィードを収めたケディラがボックス中央へ進入して決定的なシュートに持ち込むも、今度はGKピアトフが好守で阻止した。

▽互いの守護神が好守を見せた中37分、ウクライナがビッグチャンスを迎える。ヤルモレンコのクロスをボックス左のコノプリャンカが折り返すと、J・ボアテングに当たってボールはゴール方向へ。そのままゴールラインを割るかに思われたが、難しい体勢になりながらもJ・ボアテングがライン上で何とかクリアし、リードを保つ。前半終盤にかけてはウクライナの攻勢が強まったが、ドイツが何とか凌いで前半を終えた。

▽後半開始3分にドラクスラーの枠内シュートでゴールに迫ったドイツが引き続きボールを保持する展開とし、52分にはクロースが際どいミドルシュートを浴びせていった。そして、57分のラキツキの直接FKをGKノイアーが好守で阻止すると、61分にはケディラがミドルシュートでGKピアトフを強襲。

▽劣勢のウクライナがゾズリャに代えて長身FWのセレズニョフを、さらにトップ下のコヴァレンコに代えて19歳のジンチェンコを投入したウクライナだったが、前線までボールを運べずに打開できない。

▽主導権を握るドイツは75分にミュラーのミドルシュートでゴールに迫ると、終盤にかけても敵陣で試合を運ぶ。そして87分にはエジルがディフェンスライン裏へ抜け出す決定機を迎えたが、シュートはGKピアトフの好守に阻まれる。しかし、追加タイム2分に途中出場のシュバインシュタイガーがエジルのクロスをボレーで蹴り込んで2-0でタイムアップ。世界王者が白星スタートを切っている。