【ユーロ2016チーム紹介(14)】〜クロアチア〜歴代最高の中盤で3度目の決勝Tへ

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▽4大会連続5回目の本大会に臨むクロアチアは、ユーロ予選途中にニコ・コバチ監督を解任し、アンテ・チャチッチ監督を招へい。そのチャチッチ監督はこれまで[4-2-3-1]や[4-4-2]に加え、[3-5-2]や[4-1-4-1]のフォーメーションを試すなど、最適な戦術システムを模索中。

▽それでも、チャチッチ監督の就任後は、親善試合を含め、7戦6勝と好調を維持しており、本大会でも監督の手腕に注目が集まる。まずは、2大会ぶりのベスト8進出が目標となるだろう。

◆基本布陣【4-2-3-1】
(C)CWS Brains,LTD.


▽基本布陣は予選で多く見られた[4-2-3-1]となる。しかし、前述のようにチャチッチ監督はベストな布陣を現在も模索中だ。中盤には欧州のトップクラブでレギュラーのモドリッチやラキティッチを中心にペリシッチやコバチッチなどテクニックに優れた選手がいる。チャチッチ監督の構想次第で、魅力的なサッカーが展開できるだろう。

◆チーム分析
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[GK/DF]★★★☆☆

▽攻撃陣に比べるとやや見劣りするクロアチアの最終ラインは、スルナやチョルルカなどベテランの選手が多く並んでいる。また、GKでは現役引退を発表したプレティコサに代わり、モナコで守護神に君臨するスバシッチが今大会から正GKを務める。バックアッパーにおいては、イェドバイら将来が有望視されてる選手がいるものの、主力との経験値や場数の差は否めず、チャチッチ監督の確執で招集外となったロブレンの欠場が大きな痛手となっている。

[MF]★★★★★

▽中盤には、レアル・マドリーのチャンピオンズリーグ優勝に貢献したモドリッチやバルセロナでリーグ制覇に貢献したラキティッチなど欧州のトップクラブで活躍する選手が攻撃を組み立てる。また、コバチッチやブロゾビッチら将来が有望視される選手も多くおり、歴代最強のメンバーと言っても過言ではない。

[FW]★★★☆☆

▽前回大会で得点王に輝いたマンジュキッチが今大会でも絶対的なエースとして君臨する。また、今季セリエAで13ゴールを記録したカリニッチや将来が有望視されるクラマリッチなどがバックアッパーとして控えている。