11日、上海ディズニーランドの正式オープンを前に、周辺では他の開発もすすみ、不動産価格が値上がりしていると、香港紙が報じた。写真は上海ディズニーランド。

写真拡大

2016年6月11日、参考消息(電子版)によると、上海ディズニーランドは「上海国際旅游度假区」の中心部に位置するが、16日の正式オープンを前に、周辺では他の開発もすすみ、不動産価格が値上がりしていると、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。

上海国際旅游度假区は中国政府の「十二五計画」(国家第12次5カ年計画)ですすめられた国家プロジェクトの1つで、産業構造を製造業中心からサービス業中心へと転換させることを目的としており、総面積は20平方キロに及ぶ。面積3.9平方キロの上海ディズニーランドは、その一部を構成する存在にすぎないが、周辺にはホテルやデパート、さらに高級住宅も立ち並ぶ。

不動産リサーチ会社・ジョーンズラングラサールの研究員は、小売りなど他の開発業者もディズニーとともにプロジェクトをすすめて利益を上げようとしていると指摘する。中国の唯泰公司やイタリアのRDMグループが手がけるアウトレットモールやショッピングモールが建設されつつある。

中国の不動産リサーチ会社・明天地(Mingtiandi)によれば、上海ディズニーランドの周辺では不動産取引が活発になっており、周辺の開発プロジェクトの価格は35%も値上がっているという。

ただ、ジョーンズラングラサールの研究員は、上海ディズニーランドのプロジェクトで周辺の不動産価格に影響は出ているものの、価格は穏当なものになっているとも指摘している。(翻訳・編集/岡田)