8日、韓国メディアによると、韓国の朴槿恵大統領の弟である朴志晩氏が会長を務める会社「イージーテック」の労組委員長の自殺が「労働災害」と認定された。これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。資料写真。

写真拡大

2016年6月8日、韓国・ハンギョレなどによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弟である朴志晩(パク・ジマン)氏が会長を務める会社「イージーテック」の労組委員長の自殺が「労働災害」と認定された。

金属労組ポスコ社内下請け支会のイージーテック分会長だったヤン・ウグォンさん(死亡当時48歳)は、幾度にもわたる解雇と復職、会社の懲戒処分などに苦しみ、昨年5月に自ら命を絶った。

勤労福祉公団ソウル業務上疾病判定委員会は1日、「ヤンさんの死亡を労働災害補償保険法上の“業務上の死亡”として認定する」と明らかにした。解雇無効訴訟で勝訴したヤンさんは2014年5月に復職したが、製鉄所近くの事務所で監視カメラによる監視を受けるなど、「待機状態」で1年ほど過ごした。ヤンさんは同年9月、日記帳に「復帰してもう100日が過ぎたが、何の仕事ももらえず、ただ机の前に座らされているから気がおかしくなりそうだ。薬を飲まなければ眠ることもできない」とつづっていた。また、日記帳には「あの監視カメラが気になってしょうがない。一挙一動を監視されていると思うと気がおかしくなる。いつまで1人で食事をしなくてはならないのか」との内容も記されていた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「これがまさに、『労働者は部品のように使って捨てるもの』と考える韓国の経営者らのマインドだ」
「これでは中世の奴隷と変わらない」

「正しい判断をしてくれてよかった。大統領の弟だからと傍若無人に振る舞うパク・ジマンにも責任を負わせてほしい」
「国が悪徳企業に制裁を与えるべき。そうでなければ政府の存在理由がない」

「なにが労災だ。これは明らかに殺人だ」
「労働者だけが死んでいく不思議な国」

「解雇と復職を繰り返すおかしな状況の中で、なぜ会社に通い続けた?」
「保育園の教員はいつも監視カメラの下で働いているよ?」(翻訳・編集/堂本)