こんにちは。PR会社に勤務しているまゆ子、36歳独身です。

婚活始めて6年、連絡を取り合った男性は100人以上。結婚相談所に登録をしているので、出会いの数だけはどんどん増えるのですが、なぜかたった1人に出会えない! もう数は必要ないのに……私には運命の出会いってないのかな〜(涙)。

今回は結婚相談所の紹介ではなく、ひさしぶりに行った飲み会での出会いの話をひとつ。33歳ごろに約半年お付き合いした男性Yさんのエピソードです。

ご存じの方も多いと思いますが、30歳を過ぎた女性は飲み会に誘われる回数が激減。27歳〜28歳のころは、やろうと思えば週1回以上の参加できるくらいお誘いの声があり、「今回は疲れているからいいわ〜」とか「そこの業界の人は遠慮しておく〜」なんて贅沢な選別をしていたもの。

今思えばその時の1回1回を大切にしておけばよかった! でもその時は本当にその価値に気がついていなかったんです。

29歳になると、飲み会の数はせいぜい月1回に。30歳を超えると、3か月に1回程度まで落ち込み、33歳の当時は「あれ? 前回の飲み会っていつだった?」というくらいひさしぶりの会になっていました。

そして回数の変化だけではなく、回りからの扱いも変わっていくのです。30代を過ぎて若い子と一緒に参加した飲み会はだいたいが引き立て役。でも誘われる飲み会の多くは後輩主催が多く、それを逃すと飲み会のチャンスがほとんどないのです。

でも今回の飲み会は違いました。私の数少ない独身仲間の1人が開催したもの。貴重な機会なので期待半分で出かけたのです。相手の男性は、女性の多くが憧れる広告代理店チーム。しかもほとんどが年上。でも私はPRの仕事をしていて大きなくくりで言えば同業者。遊び人が多いイメージが強い業界だったのでそこはあまり期待はしていなかったのですが……。

飲み会はとても楽しいものでした。男女ともに充実した毎日を送っている人が多く、仕事の話もプライベートの話も興味深かったのです。

飲み会は、1×1のお見合いより意外と出会いが多いのかも!?

その中でも今回のリーダーがYさん。有名私立大学出身後、大手広告代理店に勤務、今はチームリーダーとして活躍している37歳の男性でした。趣味はゴルフとお酒。面倒見がよく、話上手なので誰とでも会話を合わせられる人。見た目もなかなかいい感じで、モテそうなタイプ。なのにこの年齢まで独身なのは、相当遊んでいるか、理想が高いのか、結婚に興味がないのか、かなりナゾでした。

お誘いは彼の方からでした。

飲み会の最後に携帯番号交換が行なわれましたが、社交辞令で終わるだろうと思っていました。ひと通り、飲み会のお礼メールが飛び交った後、彼からは個別メールが届きました。

「今度ぜひお寿司でも食べに行きませんか? 築地によく行くおいしい店があるんです……」

飲み会の席で何の食べ物が好きかという話をした時に、私が「お寿司」と答えたのを覚えていてくれたようです。メールを見て、ひさしぶりに結婚相談所経由ではないお誘いに少しドキドキしました。

「ぜひお願いします。お寿司が好きなことを覚えていてくれたんですね〜」

「オレもお寿司が大好物なもので。さっそくですが、今週の金曜日の夜なんていかが?」

「ありがとうございます。その日は予定ないのでぜひお願いします!」

ひさしぶりの本気デートに私は1週間ずっとソワソワ。築地でお寿司なんてもう何年もしていないので、そっちも楽しみでした。そして待ちに待った金曜日。銀座駅で待ち合わせをし、築地まで散歩。彼の行きつけというお寿司屋さんに着きました。

予約をしていてくれたようで、すんなり入ることができ、カウンターの一番端の席に通されました。彼は常連といった感じでお店の人と仲良さそうに挨拶をすると、席に座るなり、

「何か食べたいものある? 嫌いなものとかあったっけ?」

と私に聞き、「ない」と答えると、「では適当におすすめを頼んじゃうね〜」と言って、「おすすめを刺身で。あと金目の煮つけと、あなごの天ぷら、それから生ビールを2つ……」と注文。

え!? お寿司屋さんでお寿司食べないの? 

「これはおつまみね。お寿司はあとで好きなのを握ってもらえるから。ここは煮つけと天ぷらも格別なんだよ!」

さすが食通。それにしてもすべて時価っていったいいくらするのだろう……お金足りるかな〜なんて心配をしていると、

「今日はオレがおごるからね! 好きなモノをたくさん食べていいよ〜」

彼は常に話をリードしてくれて、仕事の話、おいしいレストランのお店、最近ハマっているお酒の話などをして、あっという間に3時間くらい経ち、その間に気がつけば彼はビールを2杯、日本酒3合くらい飲んでいて、いい感じに酔っているようでした。

結局、おつまみとお酒でお腹が膨れてしまった私は、楽しみにしていたお寿司は4貫くらいしか食べられず。でもすべてが本当においしくて今まで食べに行ったお寿司屋さんの中でダントツのNo.1でした。

「まだ時間があるなら、銀座に行きつけのバーがあるんだ! 行かない?」

お寿司屋さんを出ると、彼の提案のままバーに行くことに。連れて行かれたバーは、またしても知る人ぞ知る……カウンター席が10席くらいしかない小さなお店でした。

私が注文に迷っていると、「好きなフルーツを言えばカクテルを作ってくれるよ。何がいい?」

バーのマスターに「今日はおいしいメロンがあるけどカクテルにしましょうか?」と勧められると、「いいね〜メロン。どう? メロンのカクテルでいい?」と彼。

私はあまりのスマートなやり取りにまたしても感心してしまいました。さすが代理店マン、住む世界が違うな〜。普段から派手な生活しているんだろうな〜と(笑)。 

築地の寿司から銀座のバーに行った1回目のデート。2人で数万円かかったであろうお食事代はすべて彼持ちでした。

その後、2回目はイタリアン、3回目は沖縄料理、4回目はしゃぶしゃぶ屋さん、すべてバーの2次会付きと、とにかくおいしいものを食べに連れて行ってくれて、もちろんほとんどが奢り。おいしい食事はもちろん、彼のお話も興味深く、なかなかいい雰囲気に。そしてついに4回目のデートで「俺たち、付き合ってみない?」と告白をされることに。

派手な生活をする代理店マンと、価値観の違いに戸惑いながらも、いろいろ新しい世界を教えてくれる楽しさから、すっかり私は彼の虜に。

もちろん返事は「はい、お願いします」でした。婚活での出会いではなく付き合いだしたひさびさの彼、いよいよ結婚を意識することになるのです……続きはその2へ

■プロフィール

 まゆ子

PR会社に勤務しているまゆ子、36歳独身。
見た目は目鼻立ちくっきりの美人で北川景子似。(良く言えば)
神奈川県にある私立女子高校を卒業後、都内の有名女子大を卒業。
婚活歴6年。出会った男性は100人以上!
ちなみに趣味は最近始めたヨガ。特技はピアノと人間観察。
ファッションは大人かわいい系。メイクはナチュラル。ヘアスタイルはボブ。身長は155僉

<男性のタイプ>
男性のタイプは、そこそこの大学を出て、そこそこの一般的な企業に勤めていればOK。
年齢は40歳以下の未婚を希望。オシャレに越したことはないけど、普通のセンスならいいかな。
理想を言えば、相手に尊敬する部分があり、自分をリードしてくれる人。身長は170儖幣紊蚤世辰討覆た諭