イングランド、ロシアに後半AT弾を浴びてドロースタート《ユーロ2016》

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▽ユーロ2016グループB第1節のイングランド代表vsロシア代表が11日にベロドロームで開催され、1-1で終了した。

▽好メンバーを揃えて1966年ワールドカップ以来となる国際主要大会優勝を目指すイングランドと、予選中のスルツキー体制への交代で復活したロシアが激突した。

▽[4-1-4-1]を採用したイングランドのホジソン監督は、最終ラインに右からウォーカー、ケイヒル、スモーリング、ローズを起用。アンカーに置いたエリック・ダイアーの脇にデレ・アリとルーニーを配し、前線は右からララナ、ケイン、スターリングと並べた。一方のロシアは、得点源であるジューバの後方に右からココリン、シャトフ、スモロフを据え、中盤の底にノイシュテッターとゴロビンを起用した。

▽両者共に集中した入りを見せた中、先に決定機を迎えたのはイングランドだった。7分、右サイドから仕掛けてボックス右に侵入したウォーカーの折り返しを正面で受けたララナが素早く右足を振る。このシュートが枠を捉えたが、コースが甘くGKアキンフェエフにセーブされた。

▽前半の半ばにかけては、ウォーカーとローズの両サイドバックが積極的に高い位置を取ってサイドアタックを仕掛けるイングランドがロシアを押し込む。21分にはボックス右でウォーカーの折り返しを受けたララナがシュート。これは、わずかに枠の左に外れる。

▽さらにイングランドは、35分にも決定機。右サイドで仕掛けたデレ・アリの横パスを正面で受けたルーニーがシュート。ボールが枠を捉えるが、これもGKアキンフェエフの正面を突く。

▽迎えた後半の序盤は、前半よりも攻守に積極性を出したロシアが好勝負に持ち込む。63分には、そのロシアがチャンスを迎える。ジューバの落としを受けたスモロフがペナルティアーク付近でコントロールシュート。しかし、これはわずかに右ポストの外にはずれる。

▽すると、71分には逆にイングランドがビッグチャンス。ローズの折り返しがDFに当たって正面にこぼれると、走りこんできたルーニーが合わせる。しかし、ゴール左に飛んだシュートはGKアキンフェエフのビッグセーブに阻まれ、ゴールとはならない。

▽それでも、イングランドは73分に試合の均衡を破る。ペナルティアーク手前でFKを獲得すると、E・ダイアーが直接狙う。鋭いシュートがファーサイドに突き刺さり、イングランドがついにGKアキンフェエフの牙城を崩した。

▽その後、イングランドがこのまま逃げ切るかと思われたが、終盤にロシアが一発を浴びせる。アディショナルタイム2分、スモルニコフが左から上げたクロスにファーサイドのヴァシリ・ベレズツキがヘディング。ゴールライン付近で途中出場のグルシャコフが押し込み、土壇場でロシアが追いついた。

▽結局、試合はそのまま終了。イングランドは逃げ切りに失敗し、ドロースタートとなっている。