11日、鳳凰網によると、台湾南部高雄市の公園で、台湾女性が中国から移住してきた男性を罵倒する動画が大きな注目を集めている。資料写真。

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2016年6月11日、鳳凰網によると、台湾南部高雄市の公園で、台湾女性が中国から移住してきた男性を罵倒する動画が大きな注目を集めている。

動画には、台湾で60年余り生活しているという高齢の男性に対して、「なぜ中国(本土)に帰らないんだ?」「台湾人のすねをかじるな」「恥知らずの中国難民!祖国に帰れ!」などと罵倒する様子が映っている。女性の名前は洪素珠(ホン・スージュー)といい、「公民の記者」を自称している。

この問題について捜査を開始した高雄市警察は、被害男性に事情を聴いた。男性は「許すつもりはないし、会いたくもない」としており、自分や家族が受けているストレスが大きいため、当面は訴えるつもりもないと話しているという。

一方で、思わぬところにも影響が出ている。ネットユーザーが、洪氏が高雄市内のある旅行会社に勤めているとの情報を流したため、同社に1日1000件もの苦情の電話が殺到しているという。洪氏は以前、同社に勤めていたものの、政治的な発言で客ともめることが多く、6年前に退社した。同社の社長は、「(動画が公開されてから)抗議の電話が鳴りっぱなしで仕事にならない。米国からかけてくる人もいる」と話し、「(洪氏は)人間のクズ」とバッサリと切り捨てた。(翻訳・編集/北田)