ゲッ…楽しいBBQでガンリスク上昇?リスクを抑える簡単な方法6つ

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今年の夏は、家族や友達とBBQを楽しもうと計画している方も多いのでは。

屋外での食事は楽しいものですよね! しかし楽しいだけではない、BBQの健康上のリスクをご存じですか? BBQの注意点をしっかり把握せずに行うのは危険を伴うこともあります。

そこで今回は、BBQでガンリスクが高まる原因とリスクを抑える方法について、管理栄養士の筆者がご紹介いたします。

 

■1:強い火力による食品の焦げ

BBQのようにアミや鉄板を使って炭火で焼くと、家での料理よりも火力が強く焦げやすくなります。その焦げがガンリスクを高めるといわれているのはご存知ですよね?

高温調理した野菜等に多く含まれる発がん性物質の“アクリルアミド”は、食品中のアスパラギンというアミノ酸とブドウ糖、果糖などの糖質が合わさって、120℃以上に加熱されると化学反応により発生することが分かっています!

また、この高温状態が肉や魚のたんぱく質を“ヘテロサイクリックアミン(HCA)”という発がん性物質に変化させてしまいます。

特に野菜類は焼きすぎてしまうことが多いので、ホイルで巻いてゆっくりじっくり焼くようにしましょう。

 

■2:ソーセージ等の加工肉

ソーセージ等の加工肉は、ガンリスクを高めるといわれています。ソーセージ等の加工肉を毎日50g食べると、大腸がんになるリスクが18%増えることが国際がん研究機関で発表されていますが、なんとソーセージは3本食べれば50gほどになってしまいます!

また、BBQの強い火力で焼きすぎた焦げたソーセージを食べると、ガンリスクがさらにUPしてしまいます。食材は魚介類や野菜など、バラエティーに富んだものを用意するといいですね。

 

■3:焼きあがるまでの空腹でのアルコール

BBQを行うとき、炭に火がつくまでに少々時間がかかりますよね。

焼き始める前に「とりあえず乾杯〜!」……と空腹状態でビールやワインなどのアルコールを飲むと、胃に負担がかかってしまうことに。

さらにお酒は体内で分解されて“アセトアルデヒド”という物質になり、これがガンの発生に関わっています。特にBBQのような楽しい場では、いつもよりお酒が進んで飲みすぎたりすることも。

また英国皮膚科専門誌の発表によると、太陽のもとでの飲酒は、飲酒していない人と比較して日焼け率が上昇し、結果、皮膚がん発病リスクも高まるといわれています。それは飲酒後、体内でアルコールがアセトアルデヒドに変わることで皮膚が紫外線に敏感に反応するため。

BBQをしながら飲酒するときは、飲みすぎに注意し、日焼け止めをしっかり塗ることが重要ですね。

 

■4:煙にも要注意

さらなる注意点は、BBQで食材を焼くときに発生する煙!

この煙には、発癌性が確認されている多環芳香族炭化水素という物質が含まれていて、主にBBQで焼いた肉汁が炭の火種にポタポタ落ちることで発生しやすくなります。

そしてその炭の火種から出てくる煙が食材に付いてしまうので、焦げだけでなく、煙にも注意したいですね。

 

■ガンリスクを抑えてBBQを楽しむ方法6つ

上記のようなガンリスクが潜んでいると分かっても、BBQを中止するなんて悲しいですよね! そこで、BBQの危険性を未然に防ぎ、安全に行う方法をご紹介します。

(1)BBQで焼く肉は脂肪分の少ないものにする

脂肪分が少ない肉は脂が少ないので調理時間を短くすることができ、油が炭に落ちなくなるため煙の発生も最小限に抑えることができる。また肉の要らない脂肪部分や皮部分は事前に取ってから焼くのがおすすめ。

(2)マリネ液を使用するときは薄めのものにする

濃いめのマリネ液を使って肉を焼くと、グリル等に付着しやすくなり、有害な物質を含む焦げになる恐れがあるので、なるべく薄めのマリネ液を使用するのがおすすめ。

(3)食材を長い時間焼き続けないように気をつける

長時間グリル等で焼くことで、焦げが生じやすくなったり、煙も必要以上に発生しやすくなったりするので焼きすぎに注意しましょう。とはいえ、生焼けは食中毒の危険があるので、よく見極めることが重要です。

(4)タレや塩は焼きあがってからつけて食べる

焼く前に味付けをすると焦げやすくなったり、タレが染み込みすぎて塩分が高くなったりしやすいので、味付けは食材を焼いてからにしましょう。

(5)生でも食べられる野菜を用意する

BBQは魚介や肉類が多く、野菜不足になりがち。でも野菜は焼くと焦げやすいので、生でも食べられるものを用意して食べるようにしましょう。

また、お肉や魚などが焼けるまでの食事として食べれば、空腹でのお酒を避けられます。

(6)ビールは黒ビールで

ポルトガルのポルト大学の研究報告から、黒ビールをマリネ液として使用すると、風味が良くなり、有害物質の発生も抑える可能性があることが分かっています。

これは黒ビールの抗酸化化合物が、肉の表面に生じる酸化物質に対して相互作用を及ぼし有害物質形成を抑制する可能性があるからだそうです。

BBQを行うときは、肉を焼く前に黒ビールでマリネするのもいいですね。

 

いかがでしたか? BBQは、新鮮でおいしい野菜や肉類を屋外でワイワイ楽しく食べることができる貴重な機会。

BBQのガンリスクの注意点をしっかり考慮しながら、安全で健康的なBBQを楽しんでくださいね。

(ライター 望月理恵子)

 

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