パパが勘違いしがちな育児・家事

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最近はイクメンを主張する男性が増え、以前に比べ、育児に積極的なパパが多いと聞きます。しかし、よく耳にするのは「パパの育児はいいとこ取り」というママたちの意見。きっとパパにしてみれば、そんなつもりはないはず。それではなぜ、そのような意見が出てくるのでしょうか? いいとこ取りと言われてしまう、パパの育児や家事の問題点を見ていきましょう。

●いいこと取りになってしまう理由

パパの育児や家事が、いいとこ取りになってしまう最大の原因は、育児や家事の全体像が見えていないことです。

たとえば、「赤ちゃんをお風呂に入れる」という行為。パパが考えるのはおそらく、「湯船に入れて、体を洗うこと」のみではないでしょうか? その前後の準備だったり、後始末は「赤ちゃんをお風呂に入れる」という作業のひとつであると、認識できていないパパは少なくありません。

●フロー表を作ろう

育児・家事で重要なのは一連の流れ。たとえば「ゴミ捨て」でパパが連想するのは、通勤途中のゴミステーションにゴミを置いてくるところまで。しかし、実際は家中のゴミ箱からゴミを集めるという準備作業と、新たなゴミ袋を用意しておくという後始末が必要です。この準備と後始末までを含めた作業フローを表にしておくことで、夫婦の作業に対する認識の溝を埋めることができるかもしれませんね。

●おむつ替えのフロー

おむつ替えも、汚いものから、新しいものに付け替えるだけではありません。手順をまとめてみました。

1)赤ちゃんに合ったサイズ、メーカー、パンツタイプかテープタイプかなどを把握

2)購入

3)おむつを外してお尻を拭く

4)汚れ具合に応じてお湯で洗う

5)お尻がきれいになったら新しいおむつを履かせる

と、ここでパパが忘れがちな作業がひとつ。小さな袋におむつを入れて捨てるのを忘れずに! 普段ママたちは、おむつが減ってきたら補充するところまでやっているはずですよ。

●お風呂のフロー

子どものお風呂を一人でこなすには、かなりの手間がかかりますよね。お風呂の手順を表すと、以下のようになります。

1)戸締まり、カーテンの確認。

2)お湯を溜めながら、着替え・タオル・スキンケア・おむつを準備

3)赤ちゃんの服を脱がせてお風呂場の前へ待機させる

4)自分の体を先に洗ってしまう

5)赤ちゃんの体を洗い湯船へ

6)お湯から出たら赤ちゃんを拭く

7)ボディーケア用品を塗る(ベビーパウダーやオイルなど)

8)おむつと服を着せる

あらためて見てみると、こんなに手順が多いのです。ママ自身も、普段自分がやっていることがどれだけ大変なのかを実感でき、子育ての自信につながるのでは?

これだけのフローが表にされていたら、普段イクメンと言っているパパもびっくりしてしまうのではないでしょうか。フロー表を作っておけば、子どもがウンチをしていたらすぐにママに頼ってしまうパパも、ママの苦労が伝わりますよね。より、積極的に動いてくれるきっかけになるといいですね。

(文・姉崎マリオ/考務店)