中国シャオミ参入、「ドローンビジネス」はどう変わるのか

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中国のスマホメーカー・シャオミが先日発表した初の「ドローン」。先行するハイスペックドローンに引けを取らない高機能性とその低価格を売りに、同社はドローン市場の領空を侵犯する。

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中国企業シャオミ(Xiaomi)は、驚くほど手頃でかつ高品質なスマートフォンをつくっていることで有名だ。そのシャオミが今回、驚くほど手頃でおそらく高品質なドローンを商品ラインナップに登場させた。しかし、スマホもドローンも米国では買うことはできないのだが。

シャオミのドローン「Mi Drone」は素晴らしいスペックを数々備えているが、最も重要なのは「460ドル」というその価格である。これは今年7月に中国国内で発売される予定価格だが、すでに市場に出回っているDJIの「Phantom 4」の半額を下回る価格だ。

そして、少なくとも仕様書を見る限りは、コストダウンを図った末のいいかげんな仕様というわけでもなさそうだ。

このドローンは、30fpsの動画を撮影できる4Kカメラ(フルHDの1,080pヴァージョンは380ドル)、1秒に2,000回も本体を正しく補正する3軸ジンバル、そしてシャオミのスマートフォンをヴューファインダーとして使用できるリモートコントロール機能を搭載している。

5,100mAhのバッテリーを使用し、ドローンの飛行時間は約30分。そして、GPSやGLOSNASSを使って正確な位置を把握し、紛失時を想定して位置追跡機能を備えている。飛行禁止区域に入ると、その位置追跡機能により自動的にホバリング状態となり、ドローンに搭載された高性能ソフトウェアによって、飛行ルートを計画したり、自動での離着陸、そして自動操縦を可能にしている。

これらの機能はすべて、800ドルの「Phantom3 4K」はいうまでもなく、1,400ドルものハイエンドドローンDJI Phantom 4のようだ。そして、ハードウェアにも組み合わせ可能なモジュラリティーも兼ね備えている。カメラやローターを取り外したり、バッテリーを簡単に取り替えたりできるのだ。着陸装置も折りたたみ可能なため、簡単に分解してたたみ、バックパックに収納できる(Mi Droneバックパックも15ドルで販売している)。 

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落とし穴は、この素晴らしいニュースがすべて「中国にいる」ことが前提ということだ。シャオミは、米国での販売について一切何も公言していない。しかし機能や仕様は良さそうだが、実際にこのドローンがちゃんと機能するかどうか、わたしたちはまだ分からない。シャオミはこれまで優れた実績を上げているが、ドローンは、スマホでもストリーミング用のボックスでも、イヤホンでもない。おそらく、いくら機能や価格が良さそうに思えたとしても、このドローンの先行予約を行うことは時期尚早だろう。

別の視点として、シャオミの主要な競合企業であり、どちらも中国を拠点とするドローンメーカーDJIとYuneecは、ドローンに新規参入するライヴァルから「価格」という圧力を感じているに違いない。

シャオミ製ドローンがどれほど素晴らしいか。それはハイエンドで数々の機能をもつドローンをお小遣い程度の価格でできると証明することと同様、ことさら重要ではない。さらに名だたる企業がこの分野へ参入するのは、もはや時間の問題だろう。

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