9日、参考消息網は記事「パナマ政府、不法滞在の中国人1万人超に滞在許可」を掲載した。パナマ政府は違法滞在の中国人に合法的な滞在許可を与える大統領令を発効した。写真はパナマ。

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2016年6月9日、参考消息網は記事「パナマ政府、不法滞在の中国人1万人超に滞在許可」を掲載した。

8日付BBCによると、パナマ政府は違法滞在の中国人に合法的な滞在許可を与える大統領令を発効した。2016年1月1日以前に合法的に入国しオーバーステイとなっている場合、2500ドル(約27万円)の罰金を支払えば2〜10年の滞在許可を与えるという内容で、対象者は1万人を超えるとみられる。

非公式の統計ではパナマの人口360万人のうち10%が華人華僑。二次大戦期に中国人を排斥したが、1990年代の違法移民激増などを背景にその他の民族との対立を招いていた。フアン・カルロス・バレーラ大統領は2014年の就任直後、二次大戦期の中国人排斥に関して謝罪しているが、今回の大統領令も民族対立解決の大きな一歩だと評価されている。(翻訳・編集/増田聡太郎)