Google共同創業者のラリー・ペイジ氏、1億ドル以上を「空飛ぶ自動車」に投資しているとの噂

写真拡大

Googleの共同創業者の一人にして現在は持株会社アルファベット社のCEOであるラリー・ペイジ氏が、1億ドル(約107億円)以上もの資金を「空飛ぶ自動車」を開発するスタートアップに注ぎ込んでいることが、Bloombergにより報じられています。この事業はGoogleやアルファベット社には関係なく、ペイジ氏の個人的な投資であるとのこと。ペイジ氏が投資している対象は2つあり、一つはZee.Aeroというスタートアップ。この会社はGoogle本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置き、すでに一組の試作機を開発して定期的にテストしているとか。

そのうち一機(一台?)は飛行機のような外観で一人乗りが精一杯の小ささ、後ろにプロペラが付いているもの。もう一つはそれよりは大きい機体だという話です。Zee.Aeroは個人用の垂直離着陸機(VTOL)の特許を取っていることが発見されており、駐車場に乗用車と並んで「駐車」するイメージが公開されています。同社のエンジニアには、2013年のレッドブル・フルーグタグ(人力飛行の限界にチャレンジするイベント)で航続距離の新記録を打ち立てた技術を持つ人もいるそうです。

もう一つのKitty HawkはGoogle Xの創設者で、自動運転の開発者としても知られるセバスチャン・スラン氏が率いるスタートアップ。ペイジ氏は2つの会社を競い合わせることで、よりプロジェクトを加速できると信じているとのこと。こちらはクァッドコプター(4つのモーターを持つヘリコプター)に近いものを開発しているそうです。

ただBloombergによると、ペイジ氏がこれらの事業に投資しているという報道により、彼の夢を壊してしまうかもしれないとのこと。ペイジ氏は空飛ぶ自動車開発に関与していることが公になれば、すぐさま手を引くと話しているそうです。アマゾンCEOジェフ・ベゾス氏が再利用型ロケットの垂直着陸に成功し、イーロン・マスク氏の率いるSpaceXのFalcon 9ロケットが一応の成果を収めつつあるように、ペイジ氏の「空」への夢が叶うことを祈らずにはいられません。